陶氏診療院

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札幌市における外国人との共生に向けた課題― 急増する外国人労働者を念頭に ―
【ちえりあ学習ボランティア企画講座】「外国人とのご近所づきあい~私たちにとって共生社会とは~」は、全4回のシリーズ講座として、1月22日より毎週木曜日の午後2時から開催されています。

第1講は、北海学園大学経済学部の宮入隆教授による講演で、テーマは「札幌市における外国人との共生に向けた課題~急増する外国人労働者を念頭に~」でした。講演では、日本および北海道における外国人労働者の現状と、その背景にある課題が具体的なデータとともに提示されました。その内容の核心は、23日に北海道新聞社から出版された著書『お隣は外国人2―仕事・生活・ことば』にも詳しく述べられています。

かつて北海道では外国人の中で中国出身者が最も多かったのに対し、現在はベトナム人が最多となり、インドネシア人も急増しています。地域によっては、外国人が人口の10%を超える地区もあり、共生社会の実現に向けた課題が顕在化しています。

講演では、共生社会に向けた札幌市の強みについても紹介されました。道内における外国人労働者の多様性に触れながら、「転勤族型」・「渡り鳥型」・「永住・定住志向の長期就労型」という類型ごとに、それぞれが抱える地域課題が整理されました。

また、海外と比較して年々割安になっている日本の賃金水準にもかかわらず、日本が選ばれる最大の理由は「安全」であることが強調されました。一方で、外国人の生活インフラの整備、生活者として地域に受け入れる雰囲気づくり、日本語教育環境の充実など、解決すべき課題も多く、今後の日本社会に与える影響は極めて大きいと考えられます。

来週は2026年01月29日、内容 世界における多文化共生と地域づくり、講師 北海道大学高等教育推進機構肖蘭
2026-01-23