陶氏診療院

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地震と準備
カテゴリー 日本
12月8日夜11時15分頃、青森県東方沖を震源とする地震(M7.5)が発生し、八戸市では震度6強を記録しました。続いて12月12日(金)11時44分頃にも、M6.5の地震が発生し、北海道と東北地方で最大震度4が観測されました。

私は札幌市北区の四階建てビルに住んでいます。今回の地震では、東西方向の強い揺れが伝わり、三階のキッチンの大きな引き出しや、二階の机の引き出しがすべて飛び出しました。二階の机の上に立てていた本や木製のカレンダー棚は倒れ、四階の暖房の上に置いていた湯のみは落下して割れました。また、南向きの窓はロックしていない部分が揺れで全て開いてしまいました。

地震の数秒前、携帯電話から緊急地震速報のアラームが鳴りました。しかし、夜遅く、翌日は室蘭工業大学で授業があったため、どこかで地震が来るとは思いながらも、寝たまま動かずにいました。その直後、30秒ほどの長く強い揺れが襲い、ビルが壊れるのではないかと思うほどの強さでした。

揺れが収まった後、テレビをつけて情報を確認し、隣の部屋で寝ていた妻にも声をかけ、四階から二階までの被害状況を確認して写真を撮りました。後で中央区に住む友人に聞くと、「ほとんど揺れを感じなかった」と言われました。やはり北24条あたりは冷涼地で地盤が弱く、トラックや除雪車が通るだけでもビルが揺れるほどです。

電気や水道は問題ありませんでしたが、三階へ灯油を送っているポンプが止まってしまい、朝方に暖房が切れました。灯油店に連絡したところ、すぐに対応してくれ、事なきを得ました。

ちょうど最近、診療院で使用している水素吸入器の商品を扱う「水素王国」会社から、電源不要のポータブル水素吸入キット「水素deレスキュー」が届きました。緊急用の水素吸入セットと救急キットが一式入っており、中には防災グッズのチェックリストもありました。いずれ自分でもチェックして備えようと思っていた矢先に、今回の地震が発生したわけです。

やはり、日頃からの備えが何より大切だと実感しました。
2025-12-13