11月29日、平成30年度札幌市倫理法人会経営者の集い
は、講師に岩手県倫理法人会相談役（有）きずな草食代表取締役佐々木勝智氏をお迎えして、テーマ「二代目として」にてご講話いただきました。

昭和39年に生まれた佐々木講師は、優しい顔をして、いい社長さんに見えました。講話を聴くと、なんと14歳からタバコを吸い、16歳でお酒も飲み、高校中退で、いろいろな顔に見えない背景がありました。自分の父の会社で仕事をすると言って、長く続かなかったことなどで、社長の父と確執、家庭では長男の悩みの日々でした。

会社に入社して、専務になり、社長になり、子どもの学校の小学校、中学校、高校のPTAの会長になり、外面が良くなり、会社や家庭の中に、あまりにもキャップが大きかったです。倫理法人会の役を受けながら、少しずつ活動に参加して、倫理指導を一回目受けました。指導された内容も実践せず、会社や家庭の環境も良くならなかったです。長男は学校から解雇され、PTA会長もおろされ、身体にも異変が起き、小腸大量出血で入院しました。

覚悟して二回目の倫理指導を受けました。両親に謝れと言われ、一か月以上迷いながら、実践しました。両親の寛大の心を受け、自分の内心もすっきりしました。

一年過ぎたところ、長男は夜務めた店の従業員と一緒に朝のモーニングセミナー参加することになりました。のち会社の仕事をすることになり、夜の仕事もやめることになりました。

まだ倫理の勉強と実践中ですけど、今の実践は①悩まないこと；②優しいが演じるけど、思いやりが伝えないです。そのため、思いやりを伝えるように、または長男は会社を喜んで継ぐと言えるように、いい会社を目指して、二代目社長としての最大の目標です。

今日の参加者２１名２１社、うち女性６名でした。