陶氏診療院

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「小さき声のカノン」
カテゴリー 日本
札幌ユネスコ協会主催、2017年2月25日(土)「ユネスコ映画村INさっぽろ」「小さき声のカノン」上映があります。事前試写会が2月1日に行われました。ほぼ二時間のドキュメンタリー映画で、福島原発事故の現状と困った人々の声が聴けました。

反人類反地球の行為は、犠牲した人たちを見て、何とか人類が成長させませんか?事情をまず知り、考える、そしてできることを行動します。

映画の中に、友人の野呂さんが映っていました。彼女が責任をしている支援団体で、チェルノブイリ原発事故の子供の「保養」事業を続けて、子供たちの体内の放射線物質を軽減することに成功して、今度福島内部被曝した子供の「保養」を行い、民間で今できることをやっていることに感心しました。

2017年2月25日(土)第一回目10:30-12:30、第二回目14:00-16:00。皆さんの参加をお待ちしております。

前売り券は1,000円、当日券は1,500円、チケット売り上げの一部を東日本震災支援「ユネスコ協会就学支援奨学金」*に寄付させていただきます。診療院にもチケットを預かっています。

映画チェック:
東日本大震災による福島第一原子力発電所事故を経験した福島県の母親たちと、チェルノブイリ原子力発電所事故後のベラルーシの母親たちに取材したドキュメンタリー。福島とチェルノブイリの母親たちが、放射能の影響に不安を抱きながらも、子供たちのためにできることを考え、実行する姿を追う。監督は、『ミツバチの羽音と地球の回転』などで核や原子力発電所についてのドキュメンタリーを発表してきた鎌仲ひとみさん。二つの国の行政の違いに考えさせられ、そして両国に共通する母親たちの愛情に心を動かされる。

映画ストーリー:
福島県二本松市に暮らす住職の妻・佐々木るりさんは、福島第一原子力発電所の事故後も、家族で生活するため福島に住み続けることを決意。寺が運営する幼稚園に通う園児の保護者たちと、子供たちに安全な食事を提供しようと日々活動している。一方、チェルノブイリ原子力発電所事故を経験したベラルーシでは、事故から30年近くが経過した今でも、子供たちを救うための活動が行われている。

*ユネスコ協会就学支援奨学金は、返還義務の無い給付型の奨学金です。奨学生一人につき、月額2万円を3年間給付しています。
2017-02-05