陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
北海道の高校生の食育伝える映像全国最優秀賞
カテゴリー 日本
日本ユネスコ協会連盟の活動の一つに、私のまちのたからものコンテストがあります。「世界の人たちに伝えたい“私のまちのたからもの”」をテーマに、自分たちが撮影した写真に、文字やナレーション、音楽を組み合わせたスライドショーで応募するコンテストです。子どもたちが地域学習を通じて、地域の文化や自然を愛し、誇りを持って守り伝えていこうとする気持ちを育むことを目的にしています。

2014年4月24日、札幌ユネスコ協会の定期総会で、2012年北海道札幌平岸高等学校 2年の板垣知里さん、小野沙柚香さん、加藤未夢さんらが、作った『鰊(ニシン)漁が作った歴史』を私のまちのたからものコンテストであいおいニッセイ同和損害保険株式会社賞を獲得しました。同じ北海道札幌平岸高等学校 1年生石川萌さん、太田茅乃さんの作品『ニシンのまちに受け継がれてきたもの』が、2013年度最優秀賞(日本ユネスコ協会連盟賞)を獲得しました。総会後懇親会の前、その作品が放映され、学生たちの作品に感動しました。

最優秀賞時の講評は「日本の伝統的食文化が、このほどUNESCOの無形文化遺産に登録されました。今に伝わる豊かな食文化が、自然の恩恵や地域の先人たちによって育まれてきたことに対する、若い皆さんの思いが良く伝わってきます。小さな子どもたちが料理を囲む姿など、丁寧に撮られた写真を主役に、音楽やナレーションが効果的に組み合わされ、表現力に富んでいます。(公益社団法人日本ユネスコ協会連盟専務理事 内田眞朗氏)」

「小樽祝津地区はかつてニシン漁が盛んだったので、祝津ならではの食文化が受け継がれています。私達はこの伝統を多くの人達に伝え、未来の子供達にも伝えていきたいと思いました。」と作品に込めた思いを十分伝えました。今年から札幌ユネスコ協会の国際交流研修委員会副委員長に拝命し、楽しい交流ができるように勤めます。

受賞作品は日本ユネスコ協会連盟のホームページで公開されています。参考にしてください。
https://www.unesco.or.jp/mirai/result/contest/#head_170
2014-05-24