陶氏診療院

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「岐路に立つ~いま、求められる経営者の気骨~」
カテゴリー 日本
一年一度、札幌市倫理法人会夜の倫理経営講演会が2月17日、札幌のホテルで開催されました。率先垂範、経営者の自己革新が社会を変えるための講演会30以上の非会員さんと会員さん100名以上が集まり、講師に一般社団法人倫理研究所 法人局法人スーパーバイザー、東邦オート(株)代表取締役社長秋葉邦男氏をお迎えして、テーマ「岐路に立つ~いま、求められる経営者の気骨~」にてご講話いただきました。

「日々刻々と変化していく経営環境や地域環境、その真只中で会社を守り発展させて行く経営者は、日々の経営判断や決断を常に正しい方向に進めなければなりません。こうと決めたらやってやってやりぬく行動力と気概・気骨を持たなければ優れた経営者になり得ません。それには、経営者自身が魅力ある人間力を身につける以外に道はないと思います。私自身の実体験を基にお話させて頂きます。」と謙虚な姿勢で熱い話をいただきました。

秋葉講師は家業である自動車修理工場が、バブル崩壊後にひょんな事から輸入車の販売会社を引き受ける羽目になり、家庭お父さんの倫理勉強の環境で、倫理反発しながら、新しい会社の社長(34歳)に志願してから、倫理法人会で出会った先輩たちの助言やご縁で何とか経営危機を脱することが出来ました。

平成三年VOLVO販売事業本格スタート、平成7年9月松戸支店移転開設、平成9年4月新港サービスセンター開設、同年12月柏支店開設、平成10年ボルボ販売台数全国一位を獲得、以後11年継続獲得、平成12年3月市川支店開設、平成17年11月千葉中央支店開設、 (国内最大級屋内ショールーム)、平成17年11月飲食事業部フランチャイズ契約開店、「タリーズコーヒー」、平成25年7月神奈川県 湘南支店開設、平成26年6月神奈川県港南台支店開設するほど、事業が広がりました。

秋葉講師は実行こそ倫理と言いました。例えば倫理では早起きより朝起きを薦め、気づいたらすぐ行動をします。人を幸福に、幸せになる大事なことは、近道があります。それは倫理の考えと勉強です。人生の成長段階、判断ミスはあります。それを反省して、判断基準を直し、物差しや岐路選択は倫理の勉強が助かります。130名社員がいる会社のことを考えると、7~8割の社員の幸せを経営者が握っています。

秋葉講師は「トイレ掃除」は形から中身を理解して、実践の意味があります。稲盛世話塾の創設に助ける間で、京セラ会社の経営理念をそのままでいただき、経費の節約は利益が生まれると考え、「売掛しない」経営を実践しました。7年間15億借金、8億超過債務の会社が健全な会社に立ち直りました。

「実践こそ倫理」、秋葉講師の話がずっと心に残りました。
2016-02-20