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陰陽五行から見る中日関係
カテゴリー 日本
陰陽五行は中国の文化であり、中国人の世界観である、陰陽五行で世界のすべての関係を説明、解決、円滑になるような宇宙の法則でもあります。

その中で、五行をもって、中日関係を見てみましょう。

中国人は、五行と東西南北中をリンクして、東は木に属し、西は金に属し、南は火に属し、北は水に属し、中は土に属します。東西南北中もそれぞれの五行の特徴があり、お互いに促進と制約しており、それは五行説です。そのことが分かると、中国は真ん中から中にして、東西南北を方位で分かれました。上海は中国の東方位でした。木に属し、伸びやかな性質が特徴とします。太陽は東から登るように、物ごとも東から始まり、東も春の例えになります。「一年の計は春(元旦)にあり」の諺も、その五行説の代表でしょう。

私は上海出身で、学生時代、上海の国民生産GDPは全中国の六分の一ほど、東方位の地区は、経済にも強いです。それも五行説に合っていました。

地球上から見ても、日本は中国の東にいます。日本は東(木)と言ったら、中国は(土)で、欧米に西(金)になります。中日の関係は木と土の関係です。東は木の文化で、上昇の勢いや向上心が強い、逆にはならないです。中国は国土が広いです。中でも東西南北あり、ほぼすべての要素が揃っています。土の文化で、包容力は強いです。民族だけでも56があります。人民幣には、ローマ数字以外、四つの民族文字を印刷していました。木と土の関係は木が土を克です。木が強くなると、土に克性質があり、以前の両国の摩擦、日中戦争もその要因に表しました。土から金が生まれ、土の中の金の要素が強くなれば、金が木を克ので、金を委って、木が土を克ことを防げます。

今の中国は、経済力や政治力、軍事力も強くなり、木と土のバランスがとれているところで、中日友好は双方に最高の選択です。今年は中日国交正常化50周年記念すべき年、友好関係をもう一度火をつけて、楽しく平和の世界を作りましょう。
2022-10-06