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新型コロナウイルス肺炎重症者の鍼治療効果
カテゴリー 中国医学
3月4日、中国のネットで、新型コロナウイルス肺炎重症者の鍼治療効果を報道され、とても勇気づけられることになりました。

中国広西中国医薬大学第一附属病院内科医、劉力紅教授、針治療で、症状改善する報告を発表して、困った患者に大変勇気を付けました。

中国鍼治療で、普通の風邪症状改善するにも有効です。胸が苦しい、胃腸の違和感、のど痒い、咳、頭痛、めまい、筋肉痛、出汗など症状は鍼治療の即効性があります。

今回の新型コロナウイルス肺炎は、風邪の重症版で、同じ治療が有効と劉教授は語りました。一例は2月25日、重症の患者で、不安、出汗、呼吸器装置するには合わないです。呼吸は30-40回/分、血中酸素量は59%、心拍は130-140回/分、危篤状態です。患者の両上肢に二か所のツボを鍼治療しました。10分後、患者が落ち着いて、呼吸の25回/分、心拍の90回/分に戻り、血中酸素量は80%以上、30分後に90%以上に回復しました。一緒に治療に関わる西洋医学の先生も驚いていました。

鍼治療は直接抗ウイルス効果はないなのに、なぜ治療効果があります?針治療の効果は、西洋医学の医学知識で、説明にはないけど、臨床で結果が出ることは間違っていないです。生命と身体を、西洋医学と違う理解と解釈により、四次元の治療は、三次元しか分からない西洋医学は、理解できなくても仕方がないです。

臨床では、治療結果を重視します。中国医学の5000年の歴史も、効果があるから、今まで伝承に来ました。専門家が研究し、臨床家が実践し、患者のためによりよい医療を提供するのは、中国に特有の環境がありました。2010年鍼灸と経絡のユネスコの世界無形文化遺産を登録され、2022年WHOの疾病診断も中国医学を取り入れた内容を実施します。その時なら、もっと中国医学の出番が増えるでしょう。
2020-03-05