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ユネスコ世界無形文化遺産:中国昆劇
カテゴリー 日本
1月12日、札幌大学のプレアホールで、日中平和友好条約締結40周年記念行事、『江蘇省蘇州昆劇院北海道公演』を開催しました。

昆劇はユネスコ世界無形文化遺産にも登録されている、600年以上の歴史を有する中国の伝統芸能であり、芝居、音楽、舞踊が融合した総合演劇といわれています。昆劇の演目は大変豊富で、身のこなしや衣装は大変優美で洗錬されており、深みにある詩歌を中心に構成される脚本は極めて文学性が高い、昆劇の歌・舞踊・台詞・所作といった芸術形態は、京劇をはじめとする中国のあらゆる舞台芸術の形成と発展に大きな影響を与えています。

今回の演目「牡丹亭」は「長生殿(楊貴妃)」とともに昆劇を代表する著名な演目となっています。中国の国宝女優(中国国家一級演員)王芳氏の「牡丹亭」四幕の演出、会場からの喝采と涙を誘い、素敵でした。

「長生殿(楊貴妃)」について、ワークショップを行い、舞台の「四工」唱・念・做・打,「五法」手・目(眼)・身・法・歩、一つ一つ説明と演じながら、最後に観衆が舞台に上がり、一緒に習って、とても楽しい日中友好のイベントでした。満場の観衆も大満足しました。北海道中国会も協賛して、応援をしました。
2019-01-14