子供時、「自我」がまだ出てない時、親や先生の言う通りに「朝型」のリズムで自然になっていたでしょう。問題なのは「自我」が芽生える時に「夜型」の大人の背中を見せられたら、その「夜型」は大丈夫と思うのは当然でしょう。これは大人の間違った教育です。

大人になったら、健康の知識を勉強して、「夜型」の人は、正しい「朝型」に戻せばいいのですが、子供の時に慣れた習慣が戻るのは容易ではないでしょう。それでも高い理想と信念があれば、話も簡単になります。

中年まで、「朝型」人間と「夜型」人間の差があまり分からないものです。人間の自然治癒力が強いとき、身体の異常はカバーできます。しかし40代に入り、自然治癒力が弱まり始め、いろいろな症状や身体の故障も出てくるでしょう。その時、「夜型」の人間が「朝型」に戻れば、人生の直しはまだ「効く」でしょう。

陶氏診療院の１６年間の実践結果から見ると、「夜型」の人間が「朝型」に戻れば、がんから風邪までの様々な患者さん、皆さんに良い結果がでました。間に合わない（末期がんなど）以外で、「残念」な結果になった人々の中、「夜型」の人間が「朝型」に戻れなかったです。

健康人生の戦術は後で述べますが、それよりも戦略が間違えていれば、いくら素晴らしい戦術を使っても、一時の効果はありますが、結果は「挫折」に違わないでしょう。

中国医学の古典「黄帝内経」の始めに、健康人生の戦略がはっきりと書かれています。太陽のリズムに従えば、天寿をまっとうすることが出来ます。具体的には五臓六腑のリズムを明記して、それを理解して実践すればよろしいのです。その内容を陶氏診療院から、ずべての患者さんにいち早く教えています。