陶氏診療院

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死亡率と致死率
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新型コロナウイルスの感染症は二年を過ぎて、そろそろ新型コロナウイルスの感染症からの影響の統計が始まります。その時に、感染症の影響力やワクチン接種後の死亡について、死亡率と致死率を時々目に入るでしょう。

「死亡率」は「総人口」の中で、「一定期間における死亡者数」の事です。例えば、同じインフルエンザ感染も死亡者がいます。一年ごとに比べると、死亡総数が数倍増える時には、インフルエンザ感染症大流行と言います。同じ、新型コロナウイルスの感染症は二年を流行して、2020年シーズンの一年間と2021年シーズンの一年間、今度2022年シーズンの一年間を比べ、その傾向が読めるでしょう。その時に、新型コロナウイルスの感染症について、全貌が見えてきます。

「致死率」は「一定期間におけるある病気の患者数」の中で、「一定期間におけるある病気による死亡者数」の事です。同じ新型コロナウイルスの感染症、変異株により、日本は今まで六波が出ました。それぞれの変異株による流行時期の患者数と死亡者数を計算すると、変異株の致死率が分かりました。新しい変異株の軽症化により、致死率が下がり、しかし、感染率が上がることで、患者数は上がり、全体的に死亡者が以前の変異株と変わらないことや、増えることもあり得ます。

新型インフルエンザに対して人々の免疫を獲得すると、新型インフルエンザは、季節的な流行を繰り返す季節性のインフルエンザへと落ち着いていきます。今回の新型コロナウイルスの感染症も、新型インフルエンザのように、今度季節性のインフルエンザの一種になる可能性が高いです。

日本では、一般のインフルエンザ感染の致死率は他国より低いです。例えば、2009年春頃から今年3月頃にかけて、新型インフルエンザ(H1N1)による世界的な流行が発生した。世界で1万4000人以上死亡者が出たけど、日本でも、2009年8月中旬から2010年4月上旬までに2072万人が発症し、199人が亡くなっていました。人口10万人あたりの死亡率は0.16人と、感染が広がった国の中では極めて低かったです。アメリカやカナダの十分の一ぐらい低いです。

今回の新型コロナウイルスの感染症の致死率や全人口割の死亡率も低いことで、研究により、何か世界に指導する特徴があれば、助かります。今回の新型コロナウイルスの感染症の研究は、コメを食べることで、腸内免疫により、感染と死亡者が低いことが、分かることが出ました。さらに、素晴らしい研究を期待します。
2022-02-04