陶氏診療院

アクセスカウンター


▼中国医学バックナンバー
過去ブログはこちらから
西洋医学と中国医学の発想の違い
カテゴリー 中国医学
最近中国のネットで、2015年2月22日NHKスペシャル番組「腸内フローラ 解明!驚異の細菌パワー」を絶賛しました。もう一度見ると、いろいろな感想が生まれました。

西洋医学では、腸内フローラの研究で、美容や健康、がんや糖尿病、肥満やお肌のシワ、性格までに様々な影響を及ぼしていることが分かってきました。そこで西洋医学の発想と未来性の話が出ました。

西洋医学では、健康な人の便を100mlに希釈して、患者の腸内へ移植することで、患者の病状を一時的に劇的に解消する方法を紹介しました。または、特集の菌の摂取などの発想で、腸内フローラが変わり、関連する疾病や症状を改善しようと思います。

中国医学では、腸と様々な病気が関係あるのは昔から知られています。そのため、便の移植より、腸内フローラを正常化する食事や生活習慣、さらに情緒のコントロールの指導を行います。

結果を変える努力は、西洋医学と中国医学の発想と方法は全く反対に見えます。西洋医学では、経済効果がある結果のみ変える方法を注目し、外力を使います。根本的な結果になる原因に触れないです。中国医学では根本的な原因を探し、発生源から改善の考える方法を取り入れます。身体の自らの力、自力で問題を改善します。一面を見ると、動物性ぽい方法に見えるけど、とても合理的にエコで、効果的です。

発想の違いは、未来の結果も違うことは間違いないです。本質が見える中国医学は好きです。
2017-04-06