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診療院の自然環境
診療院の環境は、できるだけ自然に近づけるよう意識して整えてきました。
まずは「緑にあふれた空間づくり」です。診療院に15年以上根づいている大きな観葉植物、パキラとベンジャミン。青々とした葉を広げるパキラからは蜜が垂れ、ベンジャミンには実がなります。その様子に患者さんが驚き、蜜を口にした方は「甘い!」と感動されることも少なくありません。
窓辺には麒麟花(キリンカ)を置いています。5年以上花を咲かせ続けており、その姿はまさに「奇跡的」です。花の中心からさらに花が咲くという独特の姿は、不思議な魅力があります。
また、窓際の床には季節の花を次々と植え替えています。冬はシンビジウム、春は君子蘭、そしてシャクナゲと、四季折々の美しい花々が診療院を彩ってくれます。
夏には観葉植物が一段と元気に育ちます。時には鶴蘭(ツルラン)が小さな花を咲かせますが、近くでよく見ないと見落としてしまうほどの控えめな美しさです。昨年からは新しく「カラー」という植物を迎えました。紫色の花をつけており、とても珍しい品種でした。今年の春から新芽が出て、毎日こまめに水をあげると、昨年の倍以上に葉が伸びました。もしまた花が咲いたら、どんなに大きな花になるのかと想像がふくらみます。その時は、この花をくださった生徒さんに真っ先に報告するつもりです。
寄せ植えのヘデラや鶴蘭も、いつも元気に茂り、まるで小さな森のようです。今年の春には、生徒さんから「養生してほしい」とギルフォイレイという植物を預かりました。葉が落ちていましたが、診療院の環境で再生を願ってお世話を続けています。毎日FFCパイロゲンを混ぜた水をかけていたところ、見事に葉が生い茂り、植物鑑定アプリで撮影すると「この植物は健康です」と診断されました。
さらに、季節外れにもかかわらず君子蘭が一株花を咲かせました。花茎が葉の真ん中からではなく、数枚の葉の間から伸びてきたのです。花の重みで茎が曲がり、まっすぐにならずに曲線を描いた姿も、自然の造形美だと感じました。
植物だけでなく、環境音も自然を再現しました。昼間は小鳥のさえずり、夜は秋の虫の声が響き、とても心地よい空間です。昼には漢方アロマの香りに誘われて、蝶々が舞い込んでくることもあります。時には名前も知らない小さな虫が飛び込み、夜になると大きな蛾が訪れることもあります。今日この文章を書こうと思ったきっかけも、雄のコオロギの鳴き声の誘いで、診療院に飛んできたコオロギでした。雌でしたが、目の前に来てくれてとても嬉しくなりました。自然に近い環境だからこそ、虫たちも惹きつけられるのでしょうか。秋の虫の声や、澄んだ空気に誘われてやって来たのかもしれません。
虫でさえも好んで集まる環境は、私にとって最高の評価です。これからも「自然な環境づくり」を続けながら、患者さんの健康が自然に戻るよう願いを込めて守り続けたいと思います。
まずは「緑にあふれた空間づくり」です。診療院に15年以上根づいている大きな観葉植物、パキラとベンジャミン。青々とした葉を広げるパキラからは蜜が垂れ、ベンジャミンには実がなります。その様子に患者さんが驚き、蜜を口にした方は「甘い!」と感動されることも少なくありません。
窓辺には麒麟花(キリンカ)を置いています。5年以上花を咲かせ続けており、その姿はまさに「奇跡的」です。花の中心からさらに花が咲くという独特の姿は、不思議な魅力があります。
また、窓際の床には季節の花を次々と植え替えています。冬はシンビジウム、春は君子蘭、そしてシャクナゲと、四季折々の美しい花々が診療院を彩ってくれます。
夏には観葉植物が一段と元気に育ちます。時には鶴蘭(ツルラン)が小さな花を咲かせますが、近くでよく見ないと見落としてしまうほどの控えめな美しさです。昨年からは新しく「カラー」という植物を迎えました。紫色の花をつけており、とても珍しい品種でした。今年の春から新芽が出て、毎日こまめに水をあげると、昨年の倍以上に葉が伸びました。もしまた花が咲いたら、どんなに大きな花になるのかと想像がふくらみます。その時は、この花をくださった生徒さんに真っ先に報告するつもりです。
寄せ植えのヘデラや鶴蘭も、いつも元気に茂り、まるで小さな森のようです。今年の春には、生徒さんから「養生してほしい」とギルフォイレイという植物を預かりました。葉が落ちていましたが、診療院の環境で再生を願ってお世話を続けています。毎日FFCパイロゲンを混ぜた水をかけていたところ、見事に葉が生い茂り、植物鑑定アプリで撮影すると「この植物は健康です」と診断されました。
さらに、季節外れにもかかわらず君子蘭が一株花を咲かせました。花茎が葉の真ん中からではなく、数枚の葉の間から伸びてきたのです。花の重みで茎が曲がり、まっすぐにならずに曲線を描いた姿も、自然の造形美だと感じました。
植物だけでなく、環境音も自然を再現しました。昼間は小鳥のさえずり、夜は秋の虫の声が響き、とても心地よい空間です。昼には漢方アロマの香りに誘われて、蝶々が舞い込んでくることもあります。時には名前も知らない小さな虫が飛び込み、夜になると大きな蛾が訪れることもあります。今日この文章を書こうと思ったきっかけも、雄のコオロギの鳴き声の誘いで、診療院に飛んできたコオロギでした。雌でしたが、目の前に来てくれてとても嬉しくなりました。自然に近い環境だからこそ、虫たちも惹きつけられるのでしょうか。秋の虫の声や、澄んだ空気に誘われてやって来たのかもしれません。
虫でさえも好んで集まる環境は、私にとって最高の評価です。これからも「自然な環境づくり」を続けながら、患者さんの健康が自然に戻るよう願いを込めて守り続けたいと思います。

2025-09-11