陶氏診療院

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被害者は誰
新型コロナウイルス対策関連の給付金として山口県阿武町が誤って振り込んだ4630万円が全額出金された事件で、電子計算機使用詐欺容疑で山口県警に田口翔容疑者(24)逮捕されました。加害者と被害者は誰ですか?

空から降ってきたお金、持ち主が分かったら横領すると罪になり、逮捕したのは普通です。しかし、今回の事件で、原因と結果には本末転倒な感覚で、事件を引き起こす原因の究明、改善、二度と起こらないの観点から見ると、何か欠けていませんか?

24日、花田憲彦町長が「4299万3434円」を「法的に確保することができました」と発表したことを報じました。町は、が出金した決済代行業者3社の銀行口座を「田口容疑者の財産」として19日に差し押さえ、20日に3社から振り込まれたという事です。

全額損失にならなかったのはラッキーだけど、町の対策が甘いことで、何が表しているでしょうか?

田口容疑者は、犯罪をしたのは事実です。しかし、そもそも、彼は被害者から始まりました。もし、町の担当者が、ミスを発見してすぐ、本人の銀行口座を差し押さえ、または、誤ったことを認め、いくらか謝礼を支払い、返済を進んだら、被害者から犯罪者にならないではないでしょうか?全額を損失可能の所に、裁判をかけ、人的、物的、財的、町の損失を拡大するではないでしょうか?

日常生活には、人々のミスや過ちが起こるのも当然です。しかし、防ぐ、最善に対応する、将来に発生しないことを、今回の出来事に、勉強になりますかなあ?今のマスコミの報道からは、まったく見えてこないなあ。
2022-05-27