陶氏診療院

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五行と精気
漢方アロマ療養師育成校理論中級コース単位二はアロマの歴史、陰陽五行と内因の勉強でした。

五行は中国医学の世界観と五臓六腑の理解する哲学です。一年の四季から、五行:木(春)・火(夏)・土(長い夏)・金(秋)・水(冬)を順番に、相生効果が生まれました。それに方向東・南・中・西・北を対応し、五臓六腑の肝(胆)・心(小腸)・脾(胃)・肺(大腸)・腎(膀胱)と合わせ、誰でも見える自然現象から、見えない五臓六腑の関連性を出ました。

さらに、木が土に克、土が水に克、水は火に克、火は金に克、金は木に克の相克の関係で、五行のバランスが取れました。自然のバランスと生命のバランスは、同じ規則で運航しており、自然を観察したら、五道六腑の関係性と制約関係も理解もできます。

最も中国医学の特徴として、五行の五臓六腑は情緒と精気の関係で、臨床の様々な病理現象を解釈できます。

肝臓の精気は魂(こん・たまし)、心臓の精気は神、脾臓の精気は意、肺臓の精気は魄(はく)、腎臓の精気は志(こころざし)です。メンタル(精神面)の弱さも、内臓機能の低下にも考えられ、臨床の精油応用も簡単になります。

難しい臨床の症状、中国医学で簡単に解釈と対応で、実用性には抜群でしょう。単位三は6月14日(水曜日)10:30-12:30です。
2022-05-25