イソップ寓話に「嘘をつく子ども」という物語があります。羊飼いの少年が「狼が来たぞー」と嘘をつき、村人を驚かせるうち、ある日、本当に狼がやってきて羊が食べられてしまうというお話です。一般には「嘘をついてはいけない」という訓話です。

「嘘をつく子ども」はどのぐらい被害が後に来るのかは、想像できないです。しかし、現代社会、政治、経済、科学、スポーツ、医療まで、「狼が来たぞー」の話がしょっちゅう耳にします。何のために、それぞれの理由があるけど、医療の現場で、時には医者からの「善意の嘘」が患者や家族への配慮や安らかな心の慰め時に、しばしば使うのは事実です。

情報氾濫する社会、嘘かどうか、判断するのは、自分にしか便りがないです。しかし、自分の専門分野に外れた時には、とても困ります。もし、そうなりましたら、しばらく様子を見るほうがいいでしょう。自分をすぐ信じて行動すると、収拾できない始末が来るかもしれないです。まず自分は「狼が来たぞー」の嘘をしないことが第一でしょう。

日本人の性格は、皆さんと一緒についていけばいい傾向があるけど、正しいリーダーがいる時や、間違いない政策の時には、問題がないです。それ以外の時には、やはり自分を磨き、自分を頼り、信頼出来る友人に相談した方が、賢明な人生を歩めますね。