陶氏診療院

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農耕と畜産
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中国の長い歴史を勉強する時、国の繁栄のヒントをとても気にします。紀元前の秦の始皇帝(紀元前259年-紀元前210年)から、中国を統一して、国家単位での貨幣や 計量単位の統一、交通規則の制定などを行って、それらの統一することで、文明の飛躍発展ができました。

中国は多民族の国で、少数民族支配時の時期もあります。近代最も国土が広くて、安定する時期が長いの「元朝」、「明朝」、「清朝」はモンゴル民族の支配です。1272年から1912年まで、640年も長く続いた歴史がありました。チャイナ服もモンゴル人の服で、馬乗りにしやすいため、両側の開きが腰までにあります。それを南国の人が着ると、薄着のため、長い足が見える、とてもセクシーに感じられるのも間違いないでしょう。

最も長い歴史の中に、国の政策を気にします。それは初代の元朝の皇帝は、漢民族の文化と国つくりの真髄をと入りれて、遊牧民族の足りないところは農耕の国豊かになる基本産業です。それを理解して、全国を統一したら、まず農地を牧場にすることを禁止令を出しました。ちなみに、畜産は自然環境に左右されやすい、安定する国創りには向かないから、良く先見な目線で、戦略を立派に立てました。結果は

640年も長く国の支配が続きました。その時期、様々な文化や科学の発展が生まれ、今でも参考するところが多いでしょう。

北海道に来て、畜産が流行っているけど、畜産の農家の患者さんもいました。牛乳を飲まない方は健康で、飲む方はいろいろなアトピーや健康被害を多いことは事実です。三代目は畜産が引き継ぎたくない方も続々出ました。原因は当時国の政策で、畜産を推進して、コメの生産が減るためらしいです。

米の生産が減ることで、日本人の主食も変わりつつ、米離れの結果は、日本人の生活習慣病の爆発的に増え、医療費も国の経済を破壊的に脅え、国の安定に根本的に問題を表しました。それはアメリカの政策か、日本の国つくりのミスか、いつか歴史からの結論が出るでしょう。

歴史上に、農耕民族は文化や科学の知恵が高いレベルを持っている、放牧の民族は安定しないから、農耕民族の知恵を取り入れれば、世界がさらに発展するでしょう。農耕から畜産へ戻るのは、どうも時代の逆転の気がします。いかがなものですね。
2017-04-04