陶氏診療院

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睡眠と太陽②人間は何時起きます?
カテゴリー 中国医学
太陽の四季、春夏秋冬は誰でも分かります。太陽と同じリズムで、人生も春夏秋冬があります。人生の中に、毎日も春夏秋冬があります。春夏秋冬の意味を分かると、毎日、毎年、人生の春夏秋冬を順調に廻るでしょう。

太陽の春夏は陽を養う、秋冬は陰を養います。一日では、朝3時から9時までは春、9時から15時は夏、15時から21時は秋、21時から翌日朝の3時は冬です。

春は陽気が肝(臓)から生まれ、春の種まきのイメージしてください。夏に陽気は心(臓)から成長し、植物も太陽の光の浴びるの下で成長します。秋になると、陽気は肺に納め、植物も成熟になり、秋の収穫の季節になります。冬に陽気は完全に腎(臓)に収め、収穫した食料も倉庫に収めるでしょう。種も来年の種まきの時まで成長が止まり、冬眠状態で待ち続けます。陽気は生命力です。春夏秋冬どこかのリズムがずれると、収穫が不順になるでしょう。

大自然のリズムが分かると、そのままのイメージで、毎日、毎年を大事にしましょう。

一年の24の節分を、一日に当てはめて、自分のリズムを掴みましょう。まだ寒い時期の立春は朝3時に当たります。雨水は4時になります。啓蟄(けいちつ・中国語:惊蛰)は5時です。「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)。冬眠の動物も太陽の陽気を感じ、冬眠から目が醒めます。動物の長でいる人間も、健康な時、その時間目が醒めます。

朝5時目覚めできないことはどのような意味を現します?睡眠不足や夜遅くまで起きている人、リズムがずれて、起きれないでしょう。

早寝する人は、一晩で充電された陽気は、朝の光、小鳥の鳴き声、体内大腸の蠕動(ぜんどう)で、目が醒めるです。出来れば、ベットで手足の体操をしてから起きると、身体の「機嫌」がとてもいいです。私の朝の一番仕事はトイレで排便です。すっきりして、楽しい一日を迎えます。

勿論、5時起きる人は、ひとだんらくすると、朝少し眠くなる事もあります。ちょっとした居眠りしても、いいでしょう。
2015-04-28