▼講演会バックナンバー
2025-12-16
生命とエネルギー
2025-12-15
次元と共鳴
2025-12-11
中国医学と哲学②
2025-12-09
病気と元気 ― 同じ「気」から生まれるもの
2025-12-06
ノーベル生理・医学賞に輝いた中国医学理論の魅力
2025-12-03
『黄帝内経』の根底にある哲学
2025-11-30
量子療法における「粒子治療(西洋医学)」と「波動治療(中国医学)」の体系化
2025-11-29
漢字は “文字”ではなく “文明そのもの”ーー四大文明とその文字の“今”
2025-11-22
睡眠不足がもたらす認知機能への深刻な影響
2025-11-20
食と薬
2025-11-19
医学の根底にあるテーマは哲学である
2025-11-18
予防と治療について
2025-11-17
人間の生命のマクロ世界とミクロ世界とその法則
2025-11-16
第32回日本未病学会学術総会に参加
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がんの早期発見にどのような意味があるのか?②
カテゴリー 講演会
がんの早期発見にどのような意味があるのか?直接答えたなら、胃がん以外に、がんの早期発見にほとんど意味がないとの結論です。
世界のがん研究のデータを見ると、30年間の医学の努力で、一次予防をしない限り、がん二次予防化学予防治療に意味があまりないです。発病率や死亡率にも、有意差がないと言ってもいいほど、事実でした。
しかし、もともと一番発病率と死亡率高い日本の胃がんについて、早期胃がんは日本人医師の技術により、発見と内視鏡で部分切除により、アメリカの胃がんの五年生存率は22%に対して、なんと日本は60%を越えていました。その理由は日本の病理医が「早期胃がん」と診断した標本を欧米の病理医は「高度異形性」と診断します。しかし、欧米の「高度異形性」の65-85%が1-2年の内に進行がんへ進展します。診断の違いにより、治療も違います。浅香教授によると、早期胃がんでは、症状もないし、健康診断時しか見つからないでしょう。日本では内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)で85×45mmの平坦隆起型も完全切除できる技術があるから、30年後、胃がんで完治を目指す目標が出来ると思います。
がんはいろいろだから、対応もいろいろでしょう。二次予防よりは、一次予防、がんにならない生活の指導がいかに大事なことか、がんセミナーの勉強で共感しました。
世界のがん研究のデータを見ると、30年間の医学の努力で、一次予防をしない限り、がん二次予防化学予防治療に意味があまりないです。発病率や死亡率にも、有意差がないと言ってもいいほど、事実でした。
しかし、もともと一番発病率と死亡率高い日本の胃がんについて、早期胃がんは日本人医師の技術により、発見と内視鏡で部分切除により、アメリカの胃がんの五年生存率は22%に対して、なんと日本は60%を越えていました。その理由は日本の病理医が「早期胃がん」と診断した標本を欧米の病理医は「高度異形性」と診断します。しかし、欧米の「高度異形性」の65-85%が1-2年の内に進行がんへ進展します。診断の違いにより、治療も違います。浅香教授によると、早期胃がんでは、症状もないし、健康診断時しか見つからないでしょう。日本では内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)で85×45mmの平坦隆起型も完全切除できる技術があるから、30年後、胃がんで完治を目指す目標が出来ると思います。
がんはいろいろだから、対応もいろいろでしょう。二次予防よりは、一次予防、がんにならない生活の指導がいかに大事なことか、がんセミナーの勉強で共感しました。
2015-04-03



