陶氏診療院

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抗酸化物質
カテゴリー 生活の知恵
患者さんから、「健康365」2024年3月号の健康雑誌をいただきました。雑誌の中には、「名医と気鋭の研究者が実証、【黒プラチナ】でセキ・呼吸苦が改善!」と題された特集記事があり、その内容をご紹介いたします。

【黒プラチナ】は抗酸化物質として位置づけられ、間質性肺炎患者の60%が改善したとされています。「活性酸素除去・免疫調整・恒常性維持作用に優れた世界唯一の抗酸化物質」との触れ込みもあり、同様にCOPD(肺気腫)にも有効であると述べられています。

特集の中には、様々な抗酸化物質の活性酸素除去能力を比較した表も掲載されています。その表から見ると、【黒プラチナ】が最も優れているようです。

世の中には多くの抗酸化物質が存在し、それらの抗酸化能力を比較する方法や表示もさまざまです。臨床の視点から見れば、活性酸素と対峙した抗酸化物質は全て抗酸化力を有していると考えられます。問題は、その抗酸化物質が一度抗酸化力を発揮した後、自身の物質がどう変化するかです。ほとんどの場合、酸化度が少ない酸化剤となることが理解されています。

しかしながら、世の中の抗酸化物質の中で、最も抗酸化作用が強いのは【活性水素】以外にないでしょう。【活性水素】は活性酸素と結合し、最終生成物は水です。完全に無害な水です。酸化物質の酸化度は「ゼロ」となります。一つの【活性水素】が一つの活性酸素を中和し、最も効率的な抗酸化作用を示します。

診療院で使用される水素吸引、玄米酵素、FFCパイロゲンも抗酸化物質の代表であり、最終的には酸化物質を還元し、活性酸素を無害な水に変えるほど強力な抗酸化物質です。

これらを説明し、患者さんには新しい抗酸化物質に惑わされず、ますます早寝早起き、過午不食などの健康生活を心がけつつ、身体の酸化物質を効果的に除去するために水素、玄米酵素、FFCパイロゲンなどを利用することが確実であるとアドバイスしました。
2024-01-27