陶氏診療院

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共鳴から承継へ
今年の北海道中国会の花見会で、子供を連れて参加していた北海道大学大学院医学研究院放射線科学科博士課程2年生の杜開新先生と出会いました。彼は中国の厦門弘愛病院で放射線専門医として働いており、さらなる研鑽のため、病理専門の奥様とお子様と共に留学に来ているそうです。息子さんの長引く咳を診療院に相談したことをきっかけに、陶氏療法に関心を持たれました。

10月26日、杜先生一家三人で再び診療院を訪れ、陶氏療法を学びました。患者さんの診察を見学し、自身も施療を受け、さらに発芽発酵玄米やFFCパイロゲン、玄米酵素、水素吸引、DENBA Healthマットなどを体験した結果、まずは家族の健康から実践を始めることを決意されました。

西洋医学を学び、臨床経験もある若いご夫婦は、現代医療の限界を感じ、周囲の患者さんを助けたいという純粋な気持ちから、新しい治療法を探し求めていました。特に、彼らが関わるがん患者は現代医療では完治が難しいケースが多く、陶氏療法の中で、23年前に悪性リンパ腫を克服した患者さんの事例や、毎年発表されている様々な改善事例に感動し、中国医学の「治未病」という理念に強く共鳴しました。杜先生は、この陶氏療法を活用して、特に末期がん患者さんのQOL(生活の質)向上に貢献したいと考えています。

若いお二人にとっては、医療の新たな世界との出会いでもあり、午後2時から始まった話は、夕食も抜いて夜8時半まで続きました。夕方にはいつも胃薬を服用していた杜先生は、カッサの施療を受け、帰るまで痛みが出なかったことに驚かれていました。3歳半の息子さんもとても賢く、おもちゃで遊んだり、患者さんの施療を見学したりして、最後には「大きくなったら医者になりたい」と明言しました。夜には親と話をしている間、DENBA Healthマットの上でリラックスして寝ており、話が終わる頃には目を覚ましたそうです。

患者さんへの共鳴と中国医学の承継への思いが重なり、世代が離れても会話は尽きませんでした。診療院の26年にわたる経験も、一日で語り尽くせるものではありません。杜先生ご一家は、再度学びに訪れることを約束し、玄米セットや玄米酵素、FFCパイロゲンを購入し、新たな健康づくりの人生をスタートされました。
2024-10-28