陶氏診療院

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栄養の陰陽世界①
食物の連鎖は学生時に習いました。人間をふくむすべての動物の食べ物は、植物が光合成によってつくる有機物(ゆうきぶつ)が源になっています。そして植物を食べる草食動物が肉食動物に食べられ、その肉食動物の遺骸(いがい)はバクテリアによって分解されるというように、たがいに「食べる・食べられる」関係を食物連鎖といいます。

自然界では、環境により、動植物は生存環境を選んで、自然進化で今の地球の生態系を作りました。生存するための食物について、「栄養」という言葉が生まれたのは人類だけでしょう。

動植物は本能や環境により、必要な養分(栄養)を摂取します。良ければ生存し続け、悪ければ、絶滅、枯れることになります。

しかし、人類は本能や環境のほかに、加工食品の選択肢がありました。加工食品は、生存するほかに、経済効果があるから、食物連鎖の道にずれることがあります。
経済のため、加工食品に「栄養」という供述があります。それは本当に消費者にいいかどうかは、どう検証すればいいでしょうか?

中国医学の栄養話題は、命を中心して、陰陽の世界と分けます。自然に従い、自然に調和する考え方です。しかし、西洋医学の栄養学は、陰陽の世界に理解が出来なくて、物質中心する考えで、条件付きな実験室からのデータを語る「栄養神話」があり、時間という審査官がその現代栄養神話を一つ一つ見破りして、自然に本来の栄養の陰陽の世界に戻ります。
2022-01-24