陶氏診療院

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古代中国人の法則は、どのようにして生まれたのか
一万年以上にわたる中国の長い歴史の中で、古代中国人はどのようにして「法則」を見いだしてきたのでしょうか。

古代の人々の寿命は、現代に比べて短いものでした。だからこそ、個人の経験や一代限りの知恵ではなく、数世代にわたる観察・経験・検証を通しても変わらないものが求められました。
その結果、最も不変で、最も信頼できる存在として見いだされたのが、天体の運行でした。

太陽は毎日昇り、毎年ほぼ同じ方位から昇ります。太陽と周囲の星々の動きを長年観察することで、人々は一年の変化の法則を理解し、さらに六十年を一周期とする循環の法則にも気づきました。そこから紀年法が生まれ、「お天道様」こそが、古代人にとって最も信頼できる存在となったのです。

農耕民族にとって、太陽の理解は生存そのものに直結していました。太陽を神として拝む信仰は、ごく自然に生まれ、暦を作る者は「天の意志を伝える存在」、すなわち神の代言者として尊敬されるようになります。そして、やがてその役割は支配者へとつながっていきました。

しかし、神の代言者である者は、自我や私欲を抑えなければなりません。それを誤って用いれば、社会に大きな混乱と不幸をもたらすからです。

こうして、最上位に「天(太陽・天体の法則)」、次に「地(大地・自然の変化)」、最後に「人」という天地人の序列が形成されました。

また、太陽系の惑星が一直線に並ぶ周期がおよそ六十年であることから、「還暦」という概念も生まれました。
人は法則・規則に従えば人生は順調に進み、逆らえば自然の“罰則”を受ける――この思想は、自然観察から生まれた極めて実践的な哲学でもありました。

中国古代のこうした発見や思想は、後に西洋へ、そして世界へと伝わり、人類全体の認知レベルを引き上げてきました。
中国思想における「天下大同」という理想も、この**天道(自然の法則)**に基づく、調和と平和への願いから生まれたものです。いつの日か、その法則の由来を人類が真に理解すれば、地球上の人々が分かり合える時代が来ると私は信じています。

私が参加している倫理法人会でも、こうした法則・規則の学びを毎週行い、多くの成功体験を共有しています。今月30日には、札幌市倫理法人会と大通倫理法人会の共催による「令和8年度 倫理経営講演会」が開催されます。

事業体験報告 「命輝かせ、たゆまず続ける『心』の経営」、講演 「企業は人なり ― 経営者が変われば、会社は変わる ―」

ご興味のある方は、チラシ記載のFAX、または診療院までお電話にてお問い合わせください。
2026-01-18