▼講演会バックナンバー
2025-11-28
漢字は “文字”ではなく “文明そのもの”ーー四大文明とその文字の“今”
2025-11-22
睡眠不足がもたらす認知機能への深刻な影響
2025-11-20
食と薬
2025-11-19
医学の根底にあるテーマは哲学である
2025-11-18
予防と治療について
2025-11-17
人間の生命のマクロ世界とミクロ世界とその法則
2025-11-16
第32回日本未病学会学術総会に参加
2025-11-14
西洋医学の判断と限界
2025-11-13
年寄りの健康管理(高血圧)
2025-11-12
粒子性と波動性:有と無の世界
2025-11-09
未病の対象は「病気」か「人」か
2025-10-30
健康診断数字の味方
2025-10-28
量子療法における西洋医学と東洋医学の違い
2025-10-27
根本療法と対症療法
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水の陰陽
カテゴリー 講演会
陰陽という世界観を認識した中国文化の中で、水にも陰陽があります。
暑いお湯や蒸気は水の「陽」の一面、冷たい氷は水の「陰」の一面と簡単にイメージできます。しかし生命の視点から見ると、生命力を持つ水――いわゆる「生体水」や「還元水」、酸化されていない活きた水が「陽の水」と言えます。反対に、環境水(海や川、雨など)、酸性水や酸化した水は「陰の水」と捉えられます。
このように水の陰陽を理解すると、生命を養い維持するには陽の要素が不可欠であり、「陽の水」を摂取することがとても大切だとわかります。
以前、北大の鮭を研究している名誉教授と話をしたとき、淡水と海水を自由に行き来できる魚のすごさについて尋ねたことがあります。すると教授は「ほとんどの魚は淡水でも海水でも生きられる」と答えてくれました。私は「特別な進化の結果ではないか」と思いましたが、実際にはそうではありませんでした。
魚にとって塩分の濃さはそれほど問題ではなく、魚は水中の酸素を利用していますが、淡水や海水を直接飲んでいるわけではないのです。だから塩分の量は関係ないというのです。なるほど、魚にとって水は環境にすぎず、人間にとっての空気のようなものだと気づきました。私たちも空気中の酸素を利用しますが、湿度や匂いが多少違っても酸素が変わらなければ大きな影響はありません。
では魚の体内の水分はどこから得ているのかと聞いたところ、「餌からだ」と教えられました。生きているプランクトンやエビ、小魚などを食べることで、生体水を摂取しているのです。つまり淡水か海水かは関係なかったのです。
人間も同じで、植物や動物から生体水を得ていますが、それに加えて環境水も飲用しています。その際、環境水の酸化度の違いが健康に影響を与えるのです。したがって、どのような環境水を選ぶかは非常に重要です。
たとえば、弟が住んでいる大阪では、普通の水道水で緑豆を煮ると茶色く濁りますが、浄水器を通した水で煮ると鮮やかな緑のままです。水道水の酸化度が高いことがよくわかります。
私自身は普段、生体水の機能を持つFFCパイロゲンを利用したり、電解還元水を飲んだりしています。最近は超海洋深層水「マハロ」も愛用しています。そのおかげで肌の艶がよく、体調も同年代の人より良いと実感しています。
確かに、海で遭難したときは海水を飲むことはできませんが、自分の尿を飲むことで生き延びられる場合があります。これも「陽の水」と「陰の水」の違いをよく表している例だと感じます。
水の陰陽――あなたはどう考えますか?
そして、あなたは普段どのような水を摂取していますか?
暑いお湯や蒸気は水の「陽」の一面、冷たい氷は水の「陰」の一面と簡単にイメージできます。しかし生命の視点から見ると、生命力を持つ水――いわゆる「生体水」や「還元水」、酸化されていない活きた水が「陽の水」と言えます。反対に、環境水(海や川、雨など)、酸性水や酸化した水は「陰の水」と捉えられます。
このように水の陰陽を理解すると、生命を養い維持するには陽の要素が不可欠であり、「陽の水」を摂取することがとても大切だとわかります。
以前、北大の鮭を研究している名誉教授と話をしたとき、淡水と海水を自由に行き来できる魚のすごさについて尋ねたことがあります。すると教授は「ほとんどの魚は淡水でも海水でも生きられる」と答えてくれました。私は「特別な進化の結果ではないか」と思いましたが、実際にはそうではありませんでした。
魚にとって塩分の濃さはそれほど問題ではなく、魚は水中の酸素を利用していますが、淡水や海水を直接飲んでいるわけではないのです。だから塩分の量は関係ないというのです。なるほど、魚にとって水は環境にすぎず、人間にとっての空気のようなものだと気づきました。私たちも空気中の酸素を利用しますが、湿度や匂いが多少違っても酸素が変わらなければ大きな影響はありません。
では魚の体内の水分はどこから得ているのかと聞いたところ、「餌からだ」と教えられました。生きているプランクトンやエビ、小魚などを食べることで、生体水を摂取しているのです。つまり淡水か海水かは関係なかったのです。
人間も同じで、植物や動物から生体水を得ていますが、それに加えて環境水も飲用しています。その際、環境水の酸化度の違いが健康に影響を与えるのです。したがって、どのような環境水を選ぶかは非常に重要です。
たとえば、弟が住んでいる大阪では、普通の水道水で緑豆を煮ると茶色く濁りますが、浄水器を通した水で煮ると鮮やかな緑のままです。水道水の酸化度が高いことがよくわかります。
私自身は普段、生体水の機能を持つFFCパイロゲンを利用したり、電解還元水を飲んだりしています。最近は超海洋深層水「マハロ」も愛用しています。そのおかげで肌の艶がよく、体調も同年代の人より良いと実感しています。
確かに、海で遭難したときは海水を飲むことはできませんが、自分の尿を飲むことで生き延びられる場合があります。これも「陽の水」と「陰の水」の違いをよく表している例だと感じます。
水の陰陽――あなたはどう考えますか?
そして、あなたは普段どのような水を摂取していますか?
2025-09-25



