▼バックナンバー

2025-07-02
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.64 人生の4つの時間
2025-06-18
北方ジャーナル:Medical 陶氏診療院の陶恵栄院長が札幌大学で講演
2025-06-07
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.63 病は「気」から
2025-06-06
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.62 筋肉と若さと寿命
2025-04-18
初マレーシア
2025-04-08
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.61 健康長寿になる睡眠のコツ
2025-03-07
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.60 40度の高熱と免疫力について
2025-02-04
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.59 年齢の目標
2025-01-04
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.58 哲学の3つの究極の問い
2025-01-03
新年賀正・治未病
2024-12-04
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.57 病気は「治る」ではなく「自然と消える」
2024-11-26
ホームドクターからの案内
2024-11-04
財界さっぽろ:予防医学最先端
2024-11-02
ドクター陶の健康コラム・連載・vol.56 痛みの陰陽

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ドクター陶の健康コラム・連載・vol.64 人生の4つの時間
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高陽社の月間コーヨーライフ2025年七月号に、「ドクター陶の健康コラム・連載」。内容を紹介します。
人生の4つの時間
人生には、「幸福の時間」「投資の時間」「役割の時間」「浪費の時間」という4つの時間があると言われています。
幸福の時間…やりたい事や、喜びを得られる事をして、幸せを感じる時間です。
投資の時間…将来のための努力や成長に費やす時間です。
投資の時間…やらなければならない事をしている時間です。
浪費の時間…無意識に過ごしてしまい、後で無駄だと感じる時間です。
これらの時間のバランスによって、自分が充実した人生を送れているかどうかが決まります。幸せを感じられるかどうかは、この配分にかかっていると言えるでしょう。
私の場合、投資の時間(将来のための努力)や役割の時間(やるべき事)の多くは仕事に費やされていますが、それが同時に幸福の時間でもあります。つまり、仕事自体が「やりたい事」であり、喜びを得られる活動なのです。そのため、浪費の時間を除けば、ほぼ全ての時間が幸福に満ちており、毎日が充実しています。これは、投資や役割の時間と幸福の時間が一致しているからだと思います。
一方、浪費の時間としては、例えばインターネットを漫然と見ている時間、世界情勢に関する評論を読みふける時間、あるいは大学時代の同窓生たちのネット上の議論を眺めている時間などが挙げられます。しかし、これらは一見「無駄」かもしれませんが、必ずしも悪い事ばかりではありません。リラックスや情報収集として役立つこともあれば、自分の考えに共感できる内容に出会って喜びを感じる事もあります。ですから、単純に「浪費」と切り捨てる事はできないでしょう。
こう考えてみると、私は1日のうちで幸福を感じる時間がとても長い事に気づきます。そして、この気づきが重要です。投資の時間や役割の時間、さらには浪費の時間でさえ、少し視点を変えれば、幸福に近づけるかもしれません。
この考え方を、子供たちや患者さんなど、幸せになってほしい人達に早く伝えたいと思います。
人生の4つの時間
人生には、「幸福の時間」「投資の時間」「役割の時間」「浪費の時間」という4つの時間があると言われています。
幸福の時間…やりたい事や、喜びを得られる事をして、幸せを感じる時間です。
投資の時間…将来のための努力や成長に費やす時間です。
投資の時間…やらなければならない事をしている時間です。
浪費の時間…無意識に過ごしてしまい、後で無駄だと感じる時間です。
これらの時間のバランスによって、自分が充実した人生を送れているかどうかが決まります。幸せを感じられるかどうかは、この配分にかかっていると言えるでしょう。
私の場合、投資の時間(将来のための努力)や役割の時間(やるべき事)の多くは仕事に費やされていますが、それが同時に幸福の時間でもあります。つまり、仕事自体が「やりたい事」であり、喜びを得られる活動なのです。そのため、浪費の時間を除けば、ほぼ全ての時間が幸福に満ちており、毎日が充実しています。これは、投資や役割の時間と幸福の時間が一致しているからだと思います。
一方、浪費の時間としては、例えばインターネットを漫然と見ている時間、世界情勢に関する評論を読みふける時間、あるいは大学時代の同窓生たちのネット上の議論を眺めている時間などが挙げられます。しかし、これらは一見「無駄」かもしれませんが、必ずしも悪い事ばかりではありません。リラックスや情報収集として役立つこともあれば、自分の考えに共感できる内容に出会って喜びを感じる事もあります。ですから、単純に「浪費」と切り捨てる事はできないでしょう。
こう考えてみると、私は1日のうちで幸福を感じる時間がとても長い事に気づきます。そして、この気づきが重要です。投資の時間や役割の時間、さらには浪費の時間でさえ、少し視点を変えれば、幸福に近づけるかもしれません。
この考え方を、子供たちや患者さんなど、幸せになってほしい人達に早く伝えたいと思います。

2025-07-02