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中国が有人宇宙船『神舟17号』を打ち上げ、『天宮』とのドッキングに成功
カテゴリー その他
中国国営メディアによると、10月26日午前、中西部甘粛省の酒泉衛星発射センターから、神舟17号を発射体「長征-2F遥」に搭載して、中国が有人宇宙船『神舟17号』を打ち上げて独自で建設した宇宙ステーション『天宮』とのドッキングに成功しました。神舟17号は、2003年10月に楊利偉氏が単独で宇宙飛行を行って以来、中国にとって12回目の有人ミッションとなりました。

午後5時46分に神舟17号が宇宙ステーション核心モジュールのポートに成功裏にドッキングしたと発表しました。

神舟17号にはクルーリーダーである湯洪波氏(47、「神舟12号」に搭乗したことがある)を筆頭に、唐勝傑氏(33、初)・江新林氏(34、初)の3人の飛行士が搭乗し、平均年齢は満38歳で、中国宇宙ステーション歴史上最も若いクルーチームでした。

今回の飛行の主な目的は、現在宇宙ステーションにある「神舟16号」のクルーとともに軌道内の回転を完了させて6カ月間滞在しながら宇宙科学実験や宇宙ステーションの維持・補修などを実行することだと発表しました。神舟17号の宇宙飛行士3人は軌道上で神舟16号の飛行士3人と交代します。宇宙ステーションでの滞在中、神舟17号の飛行士たちは複数回の船外活動を行い、微小重力基礎物理、宇宙材料科学、宇宙生命科学、宇宙医学、宇宙技術などの分野に及ぶ多数の宇宙科学実験を実施し、宇宙ステーションモジュール内外の設備設置や調整、メンテナンスなどのミッションをクリアします。

中国有人飛行としては12回目になりました。これから、毎年有人宇宙船2隻と貨物宇宙船1~2隻を打ち上げて宇宙ステーションにドッキングさせる計画を発表し、沢山の科学実験を期待します。
2023-10-28