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スポーツと経済
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アジア競技大会、中国・杭州2023が10月8日(日)幕を閉じて、気になる池江璃花子選手も、見事にいい成績を残し、同業者の支援や尊敬を得て、杭州アジア大会で競泳女子の中国の張雨霏選手が競技後、白血病との闘いを経た日本の池江璃花子選手に近づき涙ぐみながら抱き合う様子を写した動画を見て、私ももらい涙が出ました。

メダルランキングTOPになっているのは主催国の中国です。金は201、銀は111、銅は71、合計は383枚、金メダルの数はほかの参加国の金メダルの総数より多く、中国の競技レベルの高さを表しました。日本の金は52、銀は67、銅は69、合計は188枚で二位でした。本大会では432枚の金メダルが授与され、累計で15の世界記録、28のアジア記録、150のアジア競技大会記録が更新されていました。

もちろん、参加国の選手により、その数字はすべてに国のレベルと表せないです。日本の選手の中、陸上や体操、特に団体項目には、バレーやサッカーなど、二軍を出して、次の選手の成長、来年のオリンピックを準備するチャンスになっております。そのため、メダル数も実力より少ないと思います。

スポーツの力、国の力とも言います。私はスポーツ観賞は好きで、以前の水泳は日本の天下です。しかし、最近の中国では、水泳エースが数人生まれ、世界でも一位になるほど、その強さの裏は国のGTPの増加でしょう。

今回19回のアジア競技大会、中国の金メダルの数201枚は日本の四倍(日本は52枚)です。去年の中国の(国内総生産(GDP)は2022年に121兆元(日本円に換算すると約2360兆円)と日本のおよそ4倍となています。

1978年タイ王国・バンコクで行われた第8回アジア競技大会で、日本は金は70、銀は59、銅は49、合計は178枚一位でした。中国は金は51、銀は54、銅は45、合計は150枚、第二位でした。その時の経済事情比べは、1978年、中国の国民総生産(GNP)は世界のわずか1%で、一人当たりではわずか127ドルに過ぎず、米国は中国の76倍、日本は66倍だった時代でした。

GDPの上がることで、例えば学校のプールの普及により、水泳の天才も現しました。1978年、私は小学生です。上海の現状は、同年代の学校のクラスは8つで、一クラスは54名生徒でした。しかし、学校はプールがないから、暑い夏で、七校は区の唯一プールで、計画的に水泳の授業を行い、そのレベルは想像できるでしょう。しかし、今は学校だけではなく、大きなマンション団地にも、プールの整備しており、スポーツは本当に市民運動になる所、様々な優秀選手が生まれました。

これから、日本のスポーツ成績が上がるため、やはり経済の成長が延びるしかないでしょう。来年のオリンピック、次回の名古屋アジア競技大会、日本の成長(追いかけ?)、二軍の好成績を楽しみに期待します。
2023-10-10