2021年8月8日、東京2020閉幕の日で、友人と一緒に、札幌オリンピックミュージアムに見学しました。もう一度、オリンピックとオリンピック精神について、勉強しました。

オリンピズム（オリンピック精神）古代オリンピック（紀元前776年から）の聖なる休戦から、平和のための個人競争です。392年、勝利や賞金を目的に八百長や賭けが行われるようになり、競技会の神聖さが失われていた為、1200年続いた古代オリンピックは終わりを告げました。

近代オリンピックはクーベルタン（フランス貴族）はスポーツや芸術を通じて心と体のバランスのとれた若者を育み、彼らの力で平和な世界を作ると言う理想を持っていました。オリンピックを復活させようと考えました。1894年ICOが設立され、1896年には、アテネで第一回オリンピックが開かれました。平和を大切にする古代オリンピックの考えは、現代にも受け継がれています。そのため、オリンピックは「スポーツの祭典」だけではなく、「平和の祭典」と言われています。

メダルランキングは国別ではなく、国のICO組織の選手のランキングと言われ、しかし、ほとんどの方は、国として見ているでしょう。日本は1940年夏季は東京、冬季は札幌での開催が決まるなど、しかし、日中戦争が激化し、開催権を返上する事態になったのです。今回の東京2020オリンピック大会は、一年延期し、戦争の原因ではなく、新型コロナウイルス流行、健康の戦争の原因と言ってもいいでしょうか。平和の祭典オリンピック、平和がないといけないね。