陶氏診療院

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「北海道は依存から自立へ」
カテゴリー 日本
12月12日、札幌市倫理法人会第1409回経営者モーニングセミナーは、講師に キャスター、北海道大学 創成研究機構 客員教授、名誉ソムリエ(日本ソムリエ協会)、医療法人社団 延山会理事、佐藤のりゆき氏をお迎えして、テーマ「北海道は依存から自立へ」にてご講話いただきました。

HBC北海道放送にアナウンサーとして、話のプロで、和やかな講話雰囲気の中、笑いがあり、拍手をもらい、楽しく元気になる講話でした。

朝の仕事にこだわった佐藤氏、1994年北海道初HBCアナウンサーからフリーになり、番組制作プロダクション株式会社テレベックを設立、TV「のりゆきのトークDE北海道」メインキャスターを18年務めました。仕事の経験を生かしたいので、2012年北海道独立研究会を立ち上げ、疲弊している北海道に対して政策・提言をするグループとして、来年が素晴らしい発表もあると告知しました。

佐藤講師は、番組で良く話した男性女性の話題を始め、日本100歳以上の人口は5万人の中、北海道は2800人がいます、その中男性は300人、女性は2500人でした。70歳以上の人々の生活調査で、元気な男性は妻がいる、元気な女性は80%が独身です。奥さんが先に旅立つ家庭、旦那が90%三年以内で後を追う統計を見て、なぜ女性が強いですか?答えは、男性が女性に依存して、女性が独立だからと佐藤講師が分析しました。そのキーワードで、北海道独立研究会を立ち上げるの理由でもあります。講話のテーマの通り、北海道の元気は「北海道は依存から自立へ」しかないといった佐藤講師でした。

佐藤講師先ず北海道のサマータイムの導入を推進します。五月連休終わりから、北海道全道一斉サマータイムを実行し、サマータイム時期、北海道に入る人々が、先ず時計の調整から始め、北海道と調和する動作から、北海道のアピールに繋がり、さらに太陽とのリズムを合わせ、エネルギー削減も貢献できる提案です。さらに産業用麻を大規模生産、数千億の産業を作ると話しました。観光予算が6億円しかない北海道(青森の1/3、沖縄の1/12)、観光税一人一晩100円を徴収すれば、80億円も創出できます。

「私は北海道で生まれて育ち、北海道で仕事をしてきて、いつか確実にこの北海道に骨を埋めます。人一倍北海道を愛していますが、今は、可もなし、不可もなしのおもしろみのないところになってしまったと感じています。頑張っている人も、成功や達成感を持つことができません。それは北海道が国に依存しているからです。」「自らお金を産み出し、自分たちのシステムを作り、そして持続可能な北海道にしなくてはなりません」と佐藤講師が力強く、新しい北海道つくりにエールを呼びかけました。

今回の講話、参加社数61、参加者65名でした。
2013-12-13