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2025-12-16
生命とエネルギー
2025-12-15
次元と共鳴
2025-12-11
中国医学と哲学②
2025-12-09
病気と元気 ― 同じ「気」から生まれるもの
2025-12-06
ノーベル生理・医学賞に輝いた中国医学理論の魅力
2025-12-03
『黄帝内経』の根底にある哲学
2025-11-30
量子療法における「粒子治療(西洋医学)」と「波動治療(中国医学)」の体系化
2025-11-29
漢字は “文字”ではなく “文明そのもの”ーー四大文明とその文字の“今”
2025-11-22
睡眠不足がもたらす認知機能への深刻な影響
2025-11-20
食と薬
2025-11-19
医学の根底にあるテーマは哲学である
2025-11-18
予防と治療について
2025-11-17
人間の生命のマクロ世界とミクロ世界とその法則
2025-11-16
第32回日本未病学会学術総会に参加
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脂肪とアルツハイマー型認知症
カテゴリー 講演会
2018年7月アメリカロサンゼルスのアルツハイマー認知症国際研究会(AAIC)の発表中、イギリスの栄養学雑誌の研究発表は「過度な腹部の脂肪(内臓脂肪)による肥満と大脳の認知レベルの低下と関係があり、BMIより説得力があります。」
簡単に理解すると、見た目が肥満ですけど、内臓脂肪の過剰は至命的でした。神経病学会誌に、腹部の脂肪と脳の萎縮に関係あります。ウェストが大きくなるにつれ(リンゴ型)、脳の容量が少なくなります。特に脳神経細胞の灰白質脳組織が減ります。
脳の中の海馬(エピソード記憶等の顕在性記憶の形成に不可欠な皮質部位である)の萎縮はアルツハイマー型認知症発病の証拠です。他の研究も証明したように、腹囲大きな方は、記憶力も低下します。
中国重慶医科大学の研究で、1100老人(60-98歳、男性568名、女性532名)を調べたところ、腹囲が多い方はアルツハイマー型認知症になりやすいです。アジア人は肥満は苦手で、病気になりやすいです。
アルツハイマー型認知症はⅢ型糖尿病とも言われ、インシュリン抵抗と関係あり、内臓脂肪オバーは、炎症因子(IL-6、IL-1β、PAI-1、TNF-α)増え、長時間の炎症はアテローム性動脈硬化(粥状動脈硬化)が引き起こしやすい、心臓病の発作にも要因になっています。
内臓脂肪から出た炎症因子は、脳の炎症も引き起こし、アルツハイマー型認知症の誘因になります。
高タンパク質や高動物蛋白質食事は勿論良くないけど、精製された白米や麦なども、内臓脂肪になりやすいから、しっかり玄米や精製されてない穀物を食べるのが大事です。脂肪が溜まると死亡することを忘れるな。
*灰白質(かいはくしつ)とは、中枢神経系の神経組織のうち、神経細胞の細胞体が存在している部位のこと。これに対し、神経細胞体がなく、有髄神経線維ばかりの部位を白質(はくしつ)と呼ぶ。
簡単に理解すると、見た目が肥満ですけど、内臓脂肪の過剰は至命的でした。神経病学会誌に、腹部の脂肪と脳の萎縮に関係あります。ウェストが大きくなるにつれ(リンゴ型)、脳の容量が少なくなります。特に脳神経細胞の灰白質脳組織が減ります。
脳の中の海馬(エピソード記憶等の顕在性記憶の形成に不可欠な皮質部位である)の萎縮はアルツハイマー型認知症発病の証拠です。他の研究も証明したように、腹囲大きな方は、記憶力も低下します。
中国重慶医科大学の研究で、1100老人(60-98歳、男性568名、女性532名)を調べたところ、腹囲が多い方はアルツハイマー型認知症になりやすいです。アジア人は肥満は苦手で、病気になりやすいです。
アルツハイマー型認知症はⅢ型糖尿病とも言われ、インシュリン抵抗と関係あり、内臓脂肪オバーは、炎症因子(IL-6、IL-1β、PAI-1、TNF-α)増え、長時間の炎症はアテローム性動脈硬化(粥状動脈硬化)が引き起こしやすい、心臓病の発作にも要因になっています。
内臓脂肪から出た炎症因子は、脳の炎症も引き起こし、アルツハイマー型認知症の誘因になります。
高タンパク質や高動物蛋白質食事は勿論良くないけど、精製された白米や麦なども、内臓脂肪になりやすいから、しっかり玄米や精製されてない穀物を食べるのが大事です。脂肪が溜まると死亡することを忘れるな。
*灰白質(かいはくしつ)とは、中枢神経系の神経組織のうち、神経細胞の細胞体が存在している部位のこと。これに対し、神経細胞体がなく、有髄神経線維ばかりの部位を白質(はくしつ)と呼ぶ。
2019-03-19



