陶氏診療院

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寧波団子
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寧波、上海隣の港の大都市、三つの大きな川の合流地として、昔から貿易、文化が発達していました。こどもの頃、上海で「寧波」と言ったら、「金持ち」、「文化人」、「寧波団子」と連想します。

寧波団子は正月十五時、正月の終わりに食べる食品「元宵」(団子の一種)が各地に流行って。

宋の時代、当時の明州(現在の寧波)が新しい団子を食べるブームができました。商売人が「元宝」(中国のお金の別称)と名づけ、人気があります。北方の「元宵」は塩味や醤油味が多いですが、「寧波の元宝」団子は黒ゴマ、ラット、白砂糖が原料で、まず黒ゴマを擦り、その後ラットと白砂糖を混ぜ、団子の餡に丸めて、外はもち米で、団子の完成です。茹でると、お湯の中で団子が浮いたり、沈んだりするので「浮団子」の名前もあります。食べるときの甘い香り、が忘れられなく癖になりますます。

1月5日、友人が寧波市南塘老街で、本場の寧波団子を食べに行きました。一口食べると、子ども時の記憶がよみがえりました。美味しいと満足、ほっとしました。寧波に行ったら、南塘老街に行くことを薦め、いろいろな伝統ご馳走が体験できます。
2014-01-05