陶氏診療院

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「札幌ドームの役割とこれから」
カテゴリー 日本
1月24日札幌市倫理法人会第1657回経営者モーニングセミナーは、講師に株式会社ラファロ代表取締役、元HBC社長、元札幌ドーム社長長沼修氏をお迎えして、テーマ「札幌ドームの役割とこれから」にてご講話いただきました。

長沼講師は1943年札幌生まれ、西高、北海道大学農学部卒後、1967年北海道放送入社し、以降、テレビの制作現場で東芝日曜劇場など、たくさんのドラマやドキュメンタリーの制作に演出やプロデユーサーとして参加しました。100本ほどのテレビ番組を北海道から全国に発信し、ドラマとドキュメンタリーの二部門で文化庁芸術作品賞を受賞するなど受賞作品も多いです。2000年北海道放送社長に就任、同社会長を経て、2010年株式会社札幌ドーム社長、2017年6月に同社を退任し、現在は音楽イベントや映像のプロデユーサーや企業コンサルタントとして活躍しています。2017年旭日小授賞受賞、茶道裏千家淡交会参事・札幌連合会長・北海道民放クラブ会長など公職多数、日本ペンクラブ会員、著書に「北のドラマづくり半世紀」などがありました。なんと!きのとやの会長はお弟様!兄弟そろって、北海道経済に大きな影響を与えています!

冬でも札幌の市民が運動できる、イベントの場を必要として、桂市長時代から、サッカーワールドカップの開催に合わせ、サッカーや野球などできる会場ができました。野球球団招致時も、いろいろな理由で、日本ハムファイターズが本拠地として、札幌に来ました。その後、長沼社長は日本ハムの社長と一緒に、アメリカの野球を視察して、立派なビジョンがある野球場が仕上がり、また日本ハムファイターズは5回リーグ優勝、2回日本一になり、球団と札幌ドームは共にウィンウィンの関係を続けていました。札幌ドームは市民のための多目的施設であり、今後も札幌市の管理は必要条件です。これからも、いろいろなスポーツやコンサートなどを行い、市民へのサービスは続けるでしょう。

理由はまだ分からないけど、日本ハムファイターズ球団が今度北広島市へ移動するのはとても心配しています。今まで200万人口の札幌市で応援し支えてきたのです。野球は年間60試合しかホームでできません。、今度、6万人口しかない北広島市に移り、野球だけではとても維持できないでしょう。遊園地やショッピングモールをしても、経営上ではとても心配です。ビジョンと現実の経営、世の中の流れを読む力を見せた長沼講師、5年前一度心室細動で倒れ、24時間意識不明で復帰しました。いつでも人生を終わってもおかしくない気持ちで、社会奉仕の仕事に尽力しています。

今日の参加者60名60社、単会34名34社、女性27名でした。
2019-01-25