▼講演会バックナンバー

2025-10-16
人類の知恵――哲学と科学から生命を見つめる
2025-10-10
市民公開未病セミナー2025 アンケート返答と感想
2025-10-09
さっぽろ市民カレッジ2026冬期ちえりあ学習ボランティア企画講座案内
2025-09-29
学会発表投稿の締め切り
2025-09-25
水の陰陽
2025-09-23
逆転しない正義とは
2025-09-22
治病と治人
2025-09-20
西洋医学の先生による東洋的視点
2025-09-18
飲食以時,勝於藥餌
2025-09-17
市民公開未病セミナー2025
2025-08-22
中国中医学講演会の盛況
2025-08-07
新札幌ロータリークラブでの卓話
2025-08-05
特別講演からプチ講演へ
2025-07-21
中国中医薬学会からの講演依頼について
2025-07-19
東洋医学による免疫・炎症制御の科学 ―基礎研究から難治性疾患治療への展開―

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太極拳と体操の違い
カテゴリー 講演会
やわらかくゆったりとした動きが特徴の太極拳。筋力や心肺機能の強化、バランス機能の向上をはじめ、変形性ひざ関節症の痛みの改善やひざの機能回復などにも期待できることがわかってきた。そこで今回は初心者でも手軽にできる24式太極拳を実際の動きを紹介しながら解説。難しい動きや激しい動作がないため体を動かすことに慣れていない人でも比較的行いやすい。足腰が弱い場合はイスに座って行うこともできる。(2017年10月24日きょうの健康 体操で健康「太極拳」より)
太極拳は筋力より、内臓筋や内臓機能を強化することが、様々の研究で分かりました。太極拳をするとき、ゆっくりの動きにより、骨格筋になるべく血液を流れないように、交感神経の興奮を抑え、副交感神経を優位にする運動です。骨格筋の血液を流れしないことで、血液が内臓に流れ、内臓の強化と修復に貢献しているではないでしょうか。
一方、体操は骨格筋の強化とバランス機能の向上を目的として、体操する時、交感神経が優位になります。筋力が増えても、いくら体操しても、内臓は元気にならないでしょう。体操をやりすぎると、内臓を痛めることもあり、太極拳と体操の運動結果は正反対とも言えるでしょう。
身体の意味が分かれば(2018.2.1.「健身と健体の違い」を参考)、自分の成長時期、どの部位の鍛錬が必要かを考え、太極拳と体操の運動を選べます。
太極拳は筋力より、内臓筋や内臓機能を強化することが、様々の研究で分かりました。太極拳をするとき、ゆっくりの動きにより、骨格筋になるべく血液を流れないように、交感神経の興奮を抑え、副交感神経を優位にする運動です。骨格筋の血液を流れしないことで、血液が内臓に流れ、内臓の強化と修復に貢献しているではないでしょうか。
一方、体操は骨格筋の強化とバランス機能の向上を目的として、体操する時、交感神経が優位になります。筋力が増えても、いくら体操しても、内臓は元気にならないでしょう。体操をやりすぎると、内臓を痛めることもあり、太極拳と体操の運動結果は正反対とも言えるでしょう。
身体の意味が分かれば(2018.2.1.「健身と健体の違い」を参考)、自分の成長時期、どの部位の鍛錬が必要かを考え、太極拳と体操の運動を選べます。

2018-02-03