陶氏診療院

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健身と健体の違い
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身体の漢字を読むと、中国医学の陰陽理論に従い、理解が深くなります。

身(み・しん)は胴体の事、五臓六腑のことを指します。「身が引き締まる」、「身に染まる」、「身の程をわきまえる」、「相手の身になって考える」など心や精神、地位や立場などの意味も使えます。

身体の言葉に、体(たい・からだ)は手足の四肢を指します。体育は手足の鍛錬する教育で、肉体のことも、手足中心する骨格筋の鍛えのことでしょう。

身体の意味が分かれば、健身と健体の違いも分かるでしょう。

西洋文化のスポーツは、ほとんど健体の世界で、四肢が発達して、骨格筋が強くなります。

東洋文化は手足強くなるより、五臓六腑の内臓系を丈夫にして、健康長寿を目指します。太極拳や座禅、瞑想やヨガ、手足の骨格筋の鍛錬より、「身」の胴体、五臓六腑の健康を目指します。そのため、内臓を修復する時間に運動は禁じます。

あなたの運動は、何を目指して、どこが強くなっていますか?
2018-02-01