陶氏診療院

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介護離任
カテゴリー 日本
4月3日、札幌ユネスコ協会の理事会終了後、送別感謝会を行いました。副会長は親の介護のため、介護離任せざるを得ないです。

介護の社会問題は、日本の高齢化と共に、だんだん広がりました。要介護の人が多くなることは、ただ医療問題ではなく、社会問題になるほど、影響が大きいです。そのまま行くと、社会の有用な人材や労働力が減ることで、人口の減少と一緒に来ると、日本の未来まで心配になります。

もともと、東洋の社会は大家族で生活しているから、育児から介護まで、皆さんが協力しながら、社会活動が盛んでいる年齢層に大きな影響が出なかったでしょう。自分のお爺さんは80歳で食道がんで自宅で看取ったけど、何とか家族と隣の医者のお陰で、お爺さんの希望通りで、家で終末を迎えました。とても穏やかで理想的でした。

日本に来たら、核家庭が少なくなり、親の育児経験は伝承出来ないし、もちろん介護、看護の経験もないでしょう。人類の知恵が共有できないことで、大変な社会資源の無駄を感じました。私の過去の大家族の家庭に育ち、大家族の環境が好きです。現在両親がとても元気で、半年中国、半年私のところに来ます。将来も一緒に生活を喜んで受けるつもりで、あまり施設には頼りたくないです。もちろん、その前に、両親を元気にサポートして、ピンピンコロリできるように目指したいです。
2017-04-09