陶氏診療院

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地球倫理と人の倫理
カテゴリー 日本
地球倫理とは、1985年(昭和60年)、丸山竹秋氏(まるやまたけあき、倫理研究所二代目会長)が月刊誌『新世』の巻頭論文で提唱した概念で、地球全体を視野に入れた倫理であり、人間も含めたすべての自然的存在物に対する「生きる道」を指します。

「地球は一つの巨大な生き物である。地球は大活動をし、変転している。この地球をうち壊そうと毎日働いているのが人間つまり私たち自身であるといって良い。
地球倫理とは、地球を愛し、敬し、あがめる倫理のことである。今まさに人類は、個々の人間の華を美しく咲かせて、地球を楽園にしなければならなぬ大使命を持っている。」(「よろこんで生きる」より)

地球の倫理を実現するのは人です。人の倫理も知らないといけないです。

倫理研究所の創始者、初代会長丸山敏雄氏は敗戦後、世情が混乱し道義が退廃した国の姿を憂えた丸山敏雄氏が、道義の確立をもって日本を再建したいと論文「夫婦道」の筆を執ったことから、1945年(昭和20年) 9月倫理運動が始まった。 翌1946年、『新世文化研究所』を設立し、1951年に「倫理研究所」と改称しました。人の心の倫理を「万人幸福の栞」は今の倫理法人会モーニングセミナー輪読の教本です。

人の心の倫理は身体倫理の陽として、身体の倫理は陰でしょう。中国医学では、身体の倫理の陰の部分が十分説明していました。人間の身体が120歳まで健康で生きる真髄も明確に記載していました。心と身体の一致、陰陽のバランスは健康の基本で、人の健康こそ、人の倫理の実現のより、地球倫理も実現できるでしょう。ぜひ、人の倫理の陰陽を皆さんと一緒に勉強して、誰でも自分の天寿に行けるようになります。
2017-03-26