陶氏診療院

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野菜、果物を摂取する科学
カテゴリー 陶氏療法
健康法の指導に、毎食の食事、弁当中の食材の食べる順番は、果物、新鮮野菜からを勧めます。その後、スープや味噌汁、たんぱく質や炭水化物を順番に食べることで、身体的には一番健康になります。

身体の仕組みと食物の特徴を考えてみましょう。

果物や新鮮野菜は酵素を持っています。分解や発酵もしやすいので、食事時、先に食べると、身体の消化や活性化にとても理想です。食事の後半に食べると、消化の順番に遅れると、お腹で発酵して、消化吸収にも無駄と違和感が出ます。

スープや味噌汁は果物と野菜の後で摂取すると、液体が増えて胃袋の酵素の働きがしやすくなります。同時に満腹感で、食べすぎにも効果的でしょう。

たんぱく質と炭水化物を最後に接収すると、血糖値がゆっくり上昇して、安定的に糖分とエネルギー吸収することで、新陳代謝を円滑にすることができ、身体の負担が一番軽くて、生命エネルギーの消耗も少なくて、長寿に導きます。特に糖尿病の予備軍や肥満気味の方に、参考になります。

食べ物の好みが有っても、食べる順番をしっかり理解すれば、食べすぎや暴飲暴食を防ぐのにもとてもいいではないでしょうか。

野菜や果物は食の初めに摂取することを勧めましたが一日の中、朝と昼に言えることで夜の食事は極力少な目か食べないことを勧めます。夜の果物の摂取は控えてほしいです。

さらに果物と野菜の陰陽の性質により、季節に離れた果物と野菜は食べてはいけないです。最初は下痢や腹痛出る人もいるけど、無理して続けると、症状が出ないけど、身体の陰陽の体質は崩れます。特に冬で北海道地区にバナナやマンゴを食べることは、のちに身体の代償を負うことになります。

最後に個人の体質により、果物と野菜の摂取も要注意です。夏で収穫した果物と野菜は、身体を冷やす陰性の質が強いので、陰性体質の方は居場所、体調、季節により、上手に選んでください。

偏らない食事は健康の元で、これからも勉強しながら、楽しい食事を摂りましょう。
2017-02-08