陶氏診療院

アクセスカウンター


▼陶氏療法バックナンバー
過去ブログはこちらから
西洋医学と中国医学の量と質の考え(FFC研究)
カテゴリー 陶氏療法
医学部大学院の西洋医学の研究は、様々な薬を動物のモデルを通じて、薬理効果の確率(薬効果)を確認します。それは西洋医学の科学研究の特徴です。

しかし、期待する効果は100%の結果は出ないです。そのため、効果があるかどうかは、パーセンテージで表します。薬理効果は高いパーセンテージの方が「いい薬」と認定します。新薬が誕生する時、以前の薬のパーセンテージより高い結果が得られれば、古い薬を淘汰して、新薬が誕生します。100%効果を求めるため、どんどん新しい薬が開発されます。しかし、100%の薬はほぼないです。西洋医学は大量 のデー タから選択して、良い物を選びます。量の世界です。

中国医学は数千年累積された理論から、個々の特徴を尊重して、一人一人のオーダーメイドの治療や指導を重視し、一人の完治を目指します。世の中は同じ人や同じ病気がないから、西洋医学の大量実験や検証をしていないです。しかし、患者さんの満足度が高いから、数千年も伝承をし続けてきました。質の世界です。

数年前、FFCパイロゲンの研究で、致死量の細菌をマウスに感染させて、FFCパイロゲンを飲用することで、FFC飲用する初代より二代目のマウスの生存率が100%でした。画期的な結果でした。今まで西洋医学ではなかなか出ていない100%の結果が、FFCパイロゲン では できました。今回の実験は量と質とも実現できることは、FFCパイロゲンの臨床応用に大きな一歩を踏み出しました。

量と質、患者さんから見ると、量より質でしょう。患者さんは100%のことを求めるため、医療従事者も100%のことで応えなくてはならないでしょう。

西洋医学と中国医学の医者は、どちらも大変でしょう。
2016-11-23