陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
「かけがえのない地球・地球倫理の実践」
カテゴリー 日本
7月14日札幌市倫理法人会第1534回経営者モーニングセミナーは、講師に一般社団法人倫理研究所法人局参事、法人アドバイザー盛田良次氏をお迎えして、テーマ「かけがえのない地球・地球倫理の実践」にてご講話いただきました。

70代の盛田講師は、若々しい肌を持ち、全く年に見えないほど、純粋倫理から地球倫理まで、あっと言う間の40分の講話でした。

1987にはモントリオール議定書、オゾン層を破壊する物質(フロンガス)に関する議定書が採択されております。これは、主に先進国が利用していたため、解決されました。

1997年京都議定書に地球温暖化防止京都会議が開催されました。その時決議されたのが「気候変動に関する、国際連合枠組条約京都議定書」であり、温室効果ガス温暖化の原因を作る二酸化炭素、CO2の排出量の枠を決めた物であります。締約国は2008年から2012年までの約束期間において全体の排出量を1990年の水準から5%削減すること※2002年6月にはインドネシアで世界環境会議が開催されるなど、世界各国が地球環境に対する意識が高まって来ておりましたがご存知のようにアメリカは京都議定書で決めたCO2二酸化炭素の排出量の削減の批准を一方的に破棄しました。議定書通りに実施しようとすればアメリカで490万人が失業する(約2.4%の失業率UP)と言いました。

※そのため南太平洋諸島のツバル、クック、ナウル、諸国が水没の危機に瀕しています。それから2012年の夏、東ヨーロッパ、ドイツやハンガリーで起きた史上まれにみる大水害は、はじめエルニーニョ現象のため、と言われておりましたが、後から地球温暖化が原因であるとされました。

今から地球温暖化が加速するまで2℃以上高くなると環境破壊は暴走し、3℃以上高くなると人類が手をつけられないほど危機におちて行きます。

昨2011年カナダは京都議定書の批准国からの脱退を表明しました。

「エネルギー日本イン東京2009」パネルデスカッション「この地球上に人類があと何年生存できるか?」

ある出版社が世界中の専門家千数百人にアンケートをして人類はあとどれだけ生存できるか?と質問したら「圧倒的多数の人が「80年から100年」と答えた。ということでした。

自分から、貢献できるのは洗剤の使用を減らすこと、ごみを少なく出すこと、古紙一トンで、直径20㎝の木が20本に相当するほど、紙も大事にしてほしいです。「塵も積もれば山となる」普段の生活を節約して、環境にも緑が増えれば、二酸化炭素の減少と子孫に地球を守ることで、地球倫理運動の実践版を講師先生は語りました。

今日の参加者は45名43社、うち女性10名でした。
2016-07-14