陶氏診療院

アクセスカウンター


▼日本バックナンバー
過去ブログはこちらから
「障がい者アートの世界―チャレンジドアート&プロダクツの活動」
カテゴリー 日本
3月3日札幌倫理法人会第1516回経営者モーニングセミナーは、講師に弁護士亀田成春氏をお迎えして、テーマ「障がい者アートの世界―チャレンジドアート&プロダクツの活動」にてご講話いただきました。

弁護士として全道で活躍した亀田講師はいつも法律の話をします。今回は亀田講師が最近している社会活動:「障がい者アートの世界―チャレンジドアート&プロダクツの活動」を紹介しました。講話はアール・ブリュットの意味からはじまりました。

アール・ブリュット(仏:Art Brut)「生の芸術」という意味のフランス語です。artは芸術、brutはワインなどが生(き)のままであるようすをいい、画家のジャン・デュビュッフェが1945年に考案したカテゴリーであります。精神障害者、孤独者、受刑者を含め、障害者たちの創作を社会福祉と結びつけ、障害者支援になるように、亀田講師は頑張っています。

国は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、障がい者アートへの支援活動に力を入れています。障がい者の素晴らしいアートを紹介しながら、倫理法人会の経営者たちに障がい者アートの魅力や企業のCSR事業とのコラボレーションについてお話して頂きました。札幌の障害者施設は20か所あり、毎日障害者が通い、指導者がいないままで自由に創作を行います。数か月かかる作品もあり、様々な展示会に出展や入選され、それを企業の応用で、商品化にして、それから得た経済効果を障害者に還元して、チャレンジドアート&プロダクツの活動の目的と亀田講師は語りました。

今日の参加者は38名34社、うち女性6名でした。
2016-03-03