陶氏診療院

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人生いろいろ・がんもいろいろ
カテゴリー 講演会
北海道医師会・札幌がんセミナー、市民のためのがん特別セミナー2015の初回講座は、3月28日北海道医師会館のホールで行われました。

(公財)札幌がんセミナー理事長の小林博名誉教授が「人生いろいろ・がんもいろいろ」の講演をされました。

今年88歳の小林教授、自身が北海道大学教授退官前、異常な咳があり、CT検査をしたら、肺がんを患っていることが分かりました。がん研究する小林先生自分の得意分野で、生検標本を自分で顕微鏡で確認したところ、「立派ながん細胞だな」といいました。早期肺がんで手術を受けました。術後の放射線や抗がん剤などについて、臨床論文を見て、効果がないことを主治医から聞かされ、自然療法を選んで、楽しく毎日過ごすことを心がけて、今まで元気で活躍しています。

「人生いろいろ・がんもいろいろ」のテーマの通り、がん発生する場所、段階、原因、増殖スピード、抗がん剤の感受性、細胞レベルまで、がんの多種多様性は「がんもいろいろ」の意味で、その対応もいろいろと小林名誉教授は言いました。

日本のがんの原因は欧米と違って、アメリカでは喫煙(33%)と肥満(20%)を中心とする原因に対して、日本は喫煙(24.1%)、感染症(21.7%)、その他(44.4%)で、感染症の原因が目立ちます。

がんの未来予測は、がんの死亡率は減少傾向があるけど、今の29.43%から100年後の26.68%にそんな大きな差がないようです。

しかし、高齢化につれ、がんの死亡者数も高齢化の話はとても面白いです。宮城県のがん罹患年齢の年次推移から見ると、なんと30年の間、がんの発症年齢9歳遅れました。その現象は今の医学の常識に説明できないです。小林先生も皆さんの高見を聞きました。

考えて見ると、教育レベルが高くなると、平均寿命が伸びると同じ、健康意識の上昇により、健康生活の質も上がります。もちろん、がん予防の効果もあるから、がん発症の年齢も遅れるでしょう。

その調査の結果は、がんは予防出来るの最高の証拠でしょう。

小林名誉教授の講演会は、お話の最後に、がんも高齢化、予防が出来るは一番印象的でした。
2015-03-31