陶氏診療院

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中国医学の勉強
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12月6日、生徒さんの風邪で延長した中国医学勉強を再開しました。理論コース単位七の弁証論治と治療法則です。

中国医学の治療は、まず弁証です。西洋医学の診断名の病気名をするではなく、身体の異常の症状から、原因の証を識別して、証を掴むと、論治をはじめ、治療の第一の原則は治未病でした。

病気の根本原因を解除し、正気を補い、邪気を取り除き、天地人の環境のバランスが戻ります。攻補の八つの方法で各種療法を活用し、最後に漢方も用いて、君臣佐使の原則で、治療と処方をして、もっと中国医学らしい同病(異証)異治と異病(同証)治療は真髄を表します。

中国医学では、病気を標本に分け、標は表(おもて)で表した症状、病名です。本は根本、病気の原因であり、患者の体質であり、治療は原因と体質の解除と改善をはじめ、急病時のみ、対症療法も使います。

中国医学の勉強は、哲学的な考え方を持ち、治病より人生の勉強です。楽しい勉強は幸せな人生になるような気がします。

次回は1月24日10:30から、単位八です。参加をお待ちしております。
2022-12-11