
2025-10-17
陶氏療法 ― 予防医学の最先端へ
2025-10-16
人類の知恵――哲学と科学から生命を見つめる
2025-10-15
故郷への愛
2025-10-14
黄金の秋・収穫の10月
2025-10-13
今年最後のパークゴルフ
2025-10-12
施療後の感想にみる生命の調律― 未病学エッセイ ―「子宮筋腫」,「不整脈」,「糖尿病」
2025-10-11
中国文化に見る“進数”の知恵
2025-10-10
市民公開未病セミナー2025 アンケート返答と感想
2025-10-09
さっぽろ市民カレッジ2026冬期ちえりあ学習ボランティア企画講座案内
2025-10-08
観光ラッシュ
2025-10-07
北海道観光機構への表敬訪問
2025-10-06
自転車譲渡事業の継続
2025-10-05
先輩たちの成功体験に学ぶ~教育と人生の可能性を語り合う会
2025-10-04
物事の陰陽の両面
2025-10-03
中国の定年後の生活

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実年齢と体内年齢
患者さんは毎回の診察で体重や血圧を測定します。近年の電子体重計では、実年齢と身長を入力すると、体内年齢が表示される機能があります。体内年齢は基礎代謝や筋肉・脂肪の割合に基づいており、タニタ独自の研究を通じて、体組成の年齢傾向から導き出されます。日本発の技術かもしれませんが、この体内年齢の指標は、健康を目指す人々にとって非常に参考になります。
また、医学的には血管年齢や骨年齢、精神年齢といった数値も健康状態を示す重要な指標です。陶氏療法でも、こうした指標に基づき、患者さんの健康状態を確認しながら、定期的なチェックを推奨しています。
健康維持の一つの目安として、40歳を超えた方が体重計で実年齢より20歳以上若い数値を示すと、安心感が得られやすいようです。日本の肥満基準は海外とは異なり、特に女性にはやや甘めに設定されています。また、身長が平均的に低めの日本人女性に対し、メタボリックシンドロームの腹囲基準が90㎝以上と設定されており、85㎝以上とされる男性と比較しても特徴的です。
ちなみに、私自身も体重計に乗ると、実年齢より20歳以上若い数値が出ることが多く、現在の実年齢は60歳、体内年齢は35歳です。この状態を維持するために、毎日の食生活や生活リズムにおいて理想の健康を目指しています。
*体内年齢
体内年齢は、体組成と基礎代謝量の年齢傾向から、どの年齢に近いかを表しています。
厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準」の「基礎代謝基準値(体重あたりの基礎代謝量)」に基づき、タニタ独自の研究から導き出した年齢傾向から算出しています。
基礎代謝基準値と年齢の間には下図のような関係があり、20代~40代にかけ徐々に減少し、50代を超えるとほぼ横ばい傾向にあります。
同じ体重でも体組成により、体内年齢が変わります。筋肉量が多く、基礎代謝量が高くなるほど、体内年齢は若くなります。例えば実年齢が40才であっても筋肉質で基礎代謝が高く、20代の基礎代謝基準値と同じ場合には、体内年齢も20代となります。(https://www.tanita.co.jp/content/measure_taisoseikei/より)
また、医学的には血管年齢や骨年齢、精神年齢といった数値も健康状態を示す重要な指標です。陶氏療法でも、こうした指標に基づき、患者さんの健康状態を確認しながら、定期的なチェックを推奨しています。
健康維持の一つの目安として、40歳を超えた方が体重計で実年齢より20歳以上若い数値を示すと、安心感が得られやすいようです。日本の肥満基準は海外とは異なり、特に女性にはやや甘めに設定されています。また、身長が平均的に低めの日本人女性に対し、メタボリックシンドロームの腹囲基準が90㎝以上と設定されており、85㎝以上とされる男性と比較しても特徴的です。
ちなみに、私自身も体重計に乗ると、実年齢より20歳以上若い数値が出ることが多く、現在の実年齢は60歳、体内年齢は35歳です。この状態を維持するために、毎日の食生活や生活リズムにおいて理想の健康を目指しています。
*体内年齢
体内年齢は、体組成と基礎代謝量の年齢傾向から、どの年齢に近いかを表しています。
厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準」の「基礎代謝基準値(体重あたりの基礎代謝量)」に基づき、タニタ独自の研究から導き出した年齢傾向から算出しています。
基礎代謝基準値と年齢の間には下図のような関係があり、20代~40代にかけ徐々に減少し、50代を超えるとほぼ横ばい傾向にあります。
同じ体重でも体組成により、体内年齢が変わります。筋肉量が多く、基礎代謝量が高くなるほど、体内年齢は若くなります。例えば実年齢が40才であっても筋肉質で基礎代謝が高く、20代の基礎代謝基準値と同じ場合には、体内年齢も20代となります。(https://www.tanita.co.jp/content/measure_taisoseikei/より)

2024-10-31