陶氏診療院

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作業記憶
3月15日、診療院の朝礼時、「職場の教養」の輪読内容は「ワーキングメモリ」でした。

記憶には短期記憶と長期記憶があり、さらに一時的に情報を保つワーキングメモリ(作業記憶)も存在するとされます。「しりとりや暗算などの情報処理には、この作業記憶が使われています。」

日常生活でも、そのような作業記憶はよく使われます。例えば、二階の診療院から三階のリビングルームに物を取りに行く場面で、食卓の物を整理したり、台所の茶碗を洗った後に、そのまま二階に戻り、取りたいものを忘れてしまうことがあります。作業記憶は忘れやすいため、「即行即止」が重要です。

「職場の教養」の「ワーキングメモリ」に関する中で、作業記憶を忘れない方法として、「適宜メモを取るなどし、優先順位をつけて、一つ一つの仕事に集中すること」を挙げました。また、「脳の有限性を心に留め、すべき仕事を選択し、速やかに取り組む」ことも提案しました。

脳の記憶容量の整理も必要です。古い、不要な記憶は「忘れる」ことも重要かもしれません。
2024-03-25