陶氏診療院

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胆管癌患者の朝食
先日紹介した女性胆管癌の患者(腫瘍マーカーが下がった2021-04-28)、今朝(5/18)の朝食の写真が送られて来ました。本人は「これって、食べ過ぎですかね!?」とのコメントがありました。

診療院の施療から、一か月半が過ぎました。施療時の痛みも少しずつ緩和され、本人の持病座骨神経痛も緩和され、来るたびに、機嫌も良くなりました。料理が好きだから、少しずつ食べられる物が増えるにつれ喜んでいました。

食事指導をしっかり受けて、素直に実践しました。写真を見ると、かなり豊富で、「食べ過ぎ」より、朝食だから、食べれるほど、食欲がいい、消化力もあり、とても元気な証拠でしょう。

患者は経皮的胆道ドレナージ手術を受けて、毎日胆汁が体外に流れて、消化機能低下は避けられないです。しかし、一年以上の経過、一時の真っ白になった便が、だんだん普通の黄色になり、患者の消化能力は、わずかの胆汁で、対応できるほど、普通の食生活に戻りました。人間の自然治癒力の凄さを、目の前で確認出来た事に感心しました。

晩御飯を抜いて、朝ご飯はこれほど食べれる、羨ましいです。一日中、最も重要な朝食、しっかり摂取することは、健康の元になり、これからも、ますます健康に戻るのも、しっかりした朝食が支えるでしょう。
2021-05-18