陶氏診療院

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身体の取扱説明書
現代社会、商品を買うと、何かと取扱説明書が付いています。当然なことで、取扱方法が分かれば、説明書を見なくてもいいけど、いざ問題が発生したら、取扱説明書を出して見るでしょう。

しかし、人類は自分の身体を、一生の中でうまく使うかどうか、取扱説明書を読んだことがありますか?きっと答えは「ない」でしょう。

生まれてから健康で、一生健康に過ごす人は、身体の取扱説明書を読まなくてもいいけど、しかし、一生で何かと身体のトラブルがあるでしょう。事前に身体の取扱説明書が分かれば、問題の発生も減り、発生しても最善対応方法もあり、人生も順調に過ごすでしょう。

10数年前、台湾の電子工学技術者は、身体の取扱説明書を書いて、ネットで流しました。いい反響があって、本になり、日本語の翻訳もされました。医療の素人が書いたものなので、普通の人は専門用語がないから、読みやすいかもしれないです。興味がある方、お勧めします。

からだの取扱説明書:呉清忠 (著), 大阿久 千恵子 (翻訳)

著者は、もともと電子工学の技術者。大学を卒業してからは、専門の工学分野で活躍するばかりでなく、台湾・中国を舞台に、経営コンサルタントや、企業の経営者としても大成功を収めました。ところが、多忙を極めて体はボロボロ。ついに、休養を取らざるをえない状況に追い込まれたそう。そこで出会ったのが、中国に古代から伝わる医学、「中国医学」でした。とくに古典『黄帝内経(こうてい内緒けい)』のすばらしさは、「目からウロコ」だったとか。コンピューター技師として学んだシステム工学の考え方に、勝るとも劣らない高度さと正確さをもつことを発見したというのです。そして、みずからの感動を伝えようと著したのが本書。解説だけではもったいないと、「これだけしていれば病気にならない」という簡単なマッサージ法や、日常の暮らし方も教えてくれています。なるほど、「不老長寿の国」の、たくさんの人たちの支持を得たのも納得! の内容です。内容(「BOOK」データベースより)中国医学の伝統とシステム工学の知恵から生まれた、わかりやすい解説と超カンタン健康テクニックが「不老・長寿」の国の人々を魅了。
2020-01-11