
2020-11-20
2021年保存版ホームドクター
2020-11-19
今がチャンス
2020-11-11
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.8 小鳥の鳴き声、虫の音色
2020-10-17
予防医学の最先端
2020-10-02
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.7 風邪(ふうじゃ)
2020-09-20
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.6 二つの代謝
2020-08-02
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.5 脳と糖質と主食
2020-07-16
ウイルスが生息しにくい環境に
2020-07-08
ホームドクターの書店販売開始
2020-07-03
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.4 コロナ後の世界は
2020-06-12
感染症予防対策で中国療法を提唱
2020-06-04
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.3 匂いのふしぎ
2020-05-31
中国医学経絡理論と漢方医学に基づいた「アロマ療法」でウイルス対策
2020-05-04
2020統合医療学会北海道支部ニュースレター発刊
2020-04-29
ドクター陶の健康コラム・新連載・vol.2 葱と大蒜(にんにく)風邪予防と治療の伝統療法

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ドクター陶の健康コラム・連載・vol.62 筋肉と若さと寿命
高陽社の月間コーヨーライフ2025年五月号に、「ドクター陶の健康コラム・連載」。内容を紹介します。
筋肉と若さと寿命
老化の第一の原因は筋肉の減少です。筋肉が減少すると、皮膚のたるみ、シワ、胸の下垂、まぶたの下がり、疲れやすさ、手足の力の低下など、外見や身体機能にさまざまな影響が現れます。
高齢者の歩行異常や握力の低下は、すべて筋力の減少が原因です。一方、筋肉を維持することで、肌の弾力を保ち、姿勢を良くし、スタイルや活力を維持することができます。
筋肉は生命の質と寿命を支えています。筋肉はエネルギーの貯蔵庫であり消費器官です。生命のエンジンとも言えます。安静時の筋肉のエネルギー消費量は脂肪の3倍に達し、運動時には体のエネルギー消費の90%を占めます。また、食事から摂取したエネルギーの約80%は筋肉で消費されます。血糖値の調整にも重要な役割を果たしており、筋肉量が多いことは糖尿病や骨粗鬆症の予防にも繋がります。筋肉の減少は、脳卒中や心臓病、関節炎の発症リスクを高める要因となります。
さらに筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれます。筋肉が強い人は静脈の血流が良く、心臓の働きを助けます。また、筋肉は骨格を保護する重要な役割を果たします。関節を支え、骨密度にも影響を与えます。筋肉が減少すると、骨粗鬆症のリスクも高まります。
筋肉の減少を防ぐためには、筋力トレーニングが最も効果的です。筋肉は使えば維持され、使わなければ萎縮します。この現象は加齢に関係なく起こります。単に歩くことや散歩だけでは、筋肉の維持には不十分です。運動を行う際には、60分以内の有酸素運動を行いましょう。
運動後には良質なタンパク質の摂取を推奨します。植物性タンパク質として、大豆製品は良い選択肢の一つです。
そして睡眠も筋肉の維持に関わります。睡眠不足は筋肉の成長を妨げ、筋肉の減少に繋がります。
筋肉は、あなたの「健康倉庫」の金塊です。健康で豊かな人生を送るためには、貯金だけでなく「貯筋」も同様に欠かせません。
筋肉と若さと寿命
老化の第一の原因は筋肉の減少です。筋肉が減少すると、皮膚のたるみ、シワ、胸の下垂、まぶたの下がり、疲れやすさ、手足の力の低下など、外見や身体機能にさまざまな影響が現れます。
高齢者の歩行異常や握力の低下は、すべて筋力の減少が原因です。一方、筋肉を維持することで、肌の弾力を保ち、姿勢を良くし、スタイルや活力を維持することができます。
筋肉は生命の質と寿命を支えています。筋肉はエネルギーの貯蔵庫であり消費器官です。生命のエンジンとも言えます。安静時の筋肉のエネルギー消費量は脂肪の3倍に達し、運動時には体のエネルギー消費の90%を占めます。また、食事から摂取したエネルギーの約80%は筋肉で消費されます。血糖値の調整にも重要な役割を果たしており、筋肉量が多いことは糖尿病や骨粗鬆症の予防にも繋がります。筋肉の減少は、脳卒中や心臓病、関節炎の発症リスクを高める要因となります。
さらに筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれます。筋肉が強い人は静脈の血流が良く、心臓の働きを助けます。また、筋肉は骨格を保護する重要な役割を果たします。関節を支え、骨密度にも影響を与えます。筋肉が減少すると、骨粗鬆症のリスクも高まります。
筋肉の減少を防ぐためには、筋力トレーニングが最も効果的です。筋肉は使えば維持され、使わなければ萎縮します。この現象は加齢に関係なく起こります。単に歩くことや散歩だけでは、筋肉の維持には不十分です。運動を行う際には、60分以内の有酸素運動を行いましょう。
運動後には良質なタンパク質の摂取を推奨します。植物性タンパク質として、大豆製品は良い選択肢の一つです。
そして睡眠も筋肉の維持に関わります。睡眠不足は筋肉の成長を妨げ、筋肉の減少に繋がります。
筋肉は、あなたの「健康倉庫」の金塊です。健康で豊かな人生を送るためには、貯金だけでなく「貯筋」も同様に欠かせません。

2025-06-06