
2013-06-08
生活習慣病と未病
2013-06-19
予防医学勉強会
2013-10-21
予防医学の最先端とは
2013-11-12
ホームドクター2014陶氏診療院掲載
2013-12-23
情報発信
2013-12-24
諦めていたさまざまな難病を克服する「陶氏療法」
2013-12-30
年末年始診療案内
2014-03-22
食品と健康食品
2014-03-23
「中国医学療法で自然治癒力を高め体質改善を」
2014-05-15
現代の漢方治療
2007-03-15
2007年4月号財界さっぽろ「いい病院いいドクター全道版」に掲載
2007-05-15
2007年6月号道民雑誌月刊クォリティで紹介
2007-04-15
2007年5月号道民雑誌月刊クォリティで紹介
2007-06-15
財界さっぽろ2007年7月号情報ウォッチング記載
2007-07-15
2007年8月号クォリティ記事記載

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ドクター陶の健康コラム・連載・vol.62 筋肉と若さと寿命
高陽社の月間コーヨーライフ2025年五月号に、「ドクター陶の健康コラム・連載」。内容を紹介します。
筋肉と若さと寿命
老化の第一の原因は筋肉の減少です。筋肉が減少すると、皮膚のたるみ、シワ、胸の下垂、まぶたの下がり、疲れやすさ、手足の力の低下など、外見や身体機能にさまざまな影響が現れます。
高齢者の歩行異常や握力の低下は、すべて筋力の減少が原因です。一方、筋肉を維持することで、肌の弾力を保ち、姿勢を良くし、スタイルや活力を維持することができます。
筋肉は生命の質と寿命を支えています。筋肉はエネルギーの貯蔵庫であり消費器官です。生命のエンジンとも言えます。安静時の筋肉のエネルギー消費量は脂肪の3倍に達し、運動時には体のエネルギー消費の90%を占めます。また、食事から摂取したエネルギーの約80%は筋肉で消費されます。血糖値の調整にも重要な役割を果たしており、筋肉量が多いことは糖尿病や骨粗鬆症の予防にも繋がります。筋肉の減少は、脳卒中や心臓病、関節炎の発症リスクを高める要因となります。
さらに筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれます。筋肉が強い人は静脈の血流が良く、心臓の働きを助けます。また、筋肉は骨格を保護する重要な役割を果たします。関節を支え、骨密度にも影響を与えます。筋肉が減少すると、骨粗鬆症のリスクも高まります。
筋肉の減少を防ぐためには、筋力トレーニングが最も効果的です。筋肉は使えば維持され、使わなければ萎縮します。この現象は加齢に関係なく起こります。単に歩くことや散歩だけでは、筋肉の維持には不十分です。運動を行う際には、60分以内の有酸素運動を行いましょう。
運動後には良質なタンパク質の摂取を推奨します。植物性タンパク質として、大豆製品は良い選択肢の一つです。
そして睡眠も筋肉の維持に関わります。睡眠不足は筋肉の成長を妨げ、筋肉の減少に繋がります。
筋肉は、あなたの「健康倉庫」の金塊です。健康で豊かな人生を送るためには、貯金だけでなく「貯筋」も同様に欠かせません。
筋肉と若さと寿命
老化の第一の原因は筋肉の減少です。筋肉が減少すると、皮膚のたるみ、シワ、胸の下垂、まぶたの下がり、疲れやすさ、手足の力の低下など、外見や身体機能にさまざまな影響が現れます。
高齢者の歩行異常や握力の低下は、すべて筋力の減少が原因です。一方、筋肉を維持することで、肌の弾力を保ち、姿勢を良くし、スタイルや活力を維持することができます。
筋肉は生命の質と寿命を支えています。筋肉はエネルギーの貯蔵庫であり消費器官です。生命のエンジンとも言えます。安静時の筋肉のエネルギー消費量は脂肪の3倍に達し、運動時には体のエネルギー消費の90%を占めます。また、食事から摂取したエネルギーの約80%は筋肉で消費されます。血糖値の調整にも重要な役割を果たしており、筋肉量が多いことは糖尿病や骨粗鬆症の予防にも繋がります。筋肉の減少は、脳卒中や心臓病、関節炎の発症リスクを高める要因となります。
さらに筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれます。筋肉が強い人は静脈の血流が良く、心臓の働きを助けます。また、筋肉は骨格を保護する重要な役割を果たします。関節を支え、骨密度にも影響を与えます。筋肉が減少すると、骨粗鬆症のリスクも高まります。
筋肉の減少を防ぐためには、筋力トレーニングが最も効果的です。筋肉は使えば維持され、使わなければ萎縮します。この現象は加齢に関係なく起こります。単に歩くことや散歩だけでは、筋肉の維持には不十分です。運動を行う際には、60分以内の有酸素運動を行いましょう。
運動後には良質なタンパク質の摂取を推奨します。植物性タンパク質として、大豆製品は良い選択肢の一つです。
そして睡眠も筋肉の維持に関わります。睡眠不足は筋肉の成長を妨げ、筋肉の減少に繋がります。
筋肉は、あなたの「健康倉庫」の金塊です。健康で豊かな人生を送るためには、貯金だけでなく「貯筋」も同様に欠かせません。

2025-06-06