
2017-07-20
健康セミナー
2017-05-14
健康を支える“漢方”
2017-04-17
頼れる健康サポーター
2017-03-16
今日からスタート50代から始める健康づくり
2017-01-08
新年号の挨拶
2016-11-29
ホームドクター
2016-10-17
健康つくり(予防医学)と病気治る(西洋治療医学)
2016-08-16
病気の治療と健康作りの目標の違い
2016-07-16
Qの写撃 陶氏診療院・陶院長の漢方養生講座
2016-05-16
健康を支える“漢方”
2016-04-18
頼れる健康サポーター
2016-03-25
自然治癒力を高め、体質改善をおこなう「予防医学」を提唱
2016-01-01
新年賀正
2015-12-30
西洋医学博士の知識と中国医学の知恵であなたの健康をサポート
2015-12-04
西洋医学博士の知識と中国医学の知恵であなたの健康をサポート

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ドクター陶の健康コラム・連載・vol.62 筋肉と若さと寿命
高陽社の月間コーヨーライフ2025年五月号に、「ドクター陶の健康コラム・連載」。内容を紹介します。
筋肉と若さと寿命
老化の第一の原因は筋肉の減少です。筋肉が減少すると、皮膚のたるみ、シワ、胸の下垂、まぶたの下がり、疲れやすさ、手足の力の低下など、外見や身体機能にさまざまな影響が現れます。
高齢者の歩行異常や握力の低下は、すべて筋力の減少が原因です。一方、筋肉を維持することで、肌の弾力を保ち、姿勢を良くし、スタイルや活力を維持することができます。
筋肉は生命の質と寿命を支えています。筋肉はエネルギーの貯蔵庫であり消費器官です。生命のエンジンとも言えます。安静時の筋肉のエネルギー消費量は脂肪の3倍に達し、運動時には体のエネルギー消費の90%を占めます。また、食事から摂取したエネルギーの約80%は筋肉で消費されます。血糖値の調整にも重要な役割を果たしており、筋肉量が多いことは糖尿病や骨粗鬆症の予防にも繋がります。筋肉の減少は、脳卒中や心臓病、関節炎の発症リスクを高める要因となります。
さらに筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれます。筋肉が強い人は静脈の血流が良く、心臓の働きを助けます。また、筋肉は骨格を保護する重要な役割を果たします。関節を支え、骨密度にも影響を与えます。筋肉が減少すると、骨粗鬆症のリスクも高まります。
筋肉の減少を防ぐためには、筋力トレーニングが最も効果的です。筋肉は使えば維持され、使わなければ萎縮します。この現象は加齢に関係なく起こります。単に歩くことや散歩だけでは、筋肉の維持には不十分です。運動を行う際には、60分以内の有酸素運動を行いましょう。
運動後には良質なタンパク質の摂取を推奨します。植物性タンパク質として、大豆製品は良い選択肢の一つです。
そして睡眠も筋肉の維持に関わります。睡眠不足は筋肉の成長を妨げ、筋肉の減少に繋がります。
筋肉は、あなたの「健康倉庫」の金塊です。健康で豊かな人生を送るためには、貯金だけでなく「貯筋」も同様に欠かせません。
筋肉と若さと寿命
老化の第一の原因は筋肉の減少です。筋肉が減少すると、皮膚のたるみ、シワ、胸の下垂、まぶたの下がり、疲れやすさ、手足の力の低下など、外見や身体機能にさまざまな影響が現れます。
高齢者の歩行異常や握力の低下は、すべて筋力の減少が原因です。一方、筋肉を維持することで、肌の弾力を保ち、姿勢を良くし、スタイルや活力を維持することができます。
筋肉は生命の質と寿命を支えています。筋肉はエネルギーの貯蔵庫であり消費器官です。生命のエンジンとも言えます。安静時の筋肉のエネルギー消費量は脂肪の3倍に達し、運動時には体のエネルギー消費の90%を占めます。また、食事から摂取したエネルギーの約80%は筋肉で消費されます。血糖値の調整にも重要な役割を果たしており、筋肉量が多いことは糖尿病や骨粗鬆症の予防にも繋がります。筋肉の減少は、脳卒中や心臓病、関節炎の発症リスクを高める要因となります。
さらに筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれます。筋肉が強い人は静脈の血流が良く、心臓の働きを助けます。また、筋肉は骨格を保護する重要な役割を果たします。関節を支え、骨密度にも影響を与えます。筋肉が減少すると、骨粗鬆症のリスクも高まります。
筋肉の減少を防ぐためには、筋力トレーニングが最も効果的です。筋肉は使えば維持され、使わなければ萎縮します。この現象は加齢に関係なく起こります。単に歩くことや散歩だけでは、筋肉の維持には不十分です。運動を行う際には、60分以内の有酸素運動を行いましょう。
運動後には良質なタンパク質の摂取を推奨します。植物性タンパク質として、大豆製品は良い選択肢の一つです。
そして睡眠も筋肉の維持に関わります。睡眠不足は筋肉の成長を妨げ、筋肉の減少に繋がります。
筋肉は、あなたの「健康倉庫」の金塊です。健康で豊かな人生を送るためには、貯金だけでなく「貯筋」も同様に欠かせません。

2025-06-06