陶氏診療院

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相撲道
カテゴリー 日本
20年前、日本へ来ました。テレビで日本の国技相撲生放送、輝いている第65代横綱貴乃花が日本とのイメージと繋がり、力強い、紳士的な貴乃花のファンになりました。

30歳で現役をやめ、160キロから90キロに減量して、10年後の今、さらに格好良かったです。

今朝(12/7)のあさイチ「プレミアムトーク 貴乃花光司」番組で、テレビで初の激白、貴乃花光司過去、父のこと兄のこと、波乱万丈な半生を語る、さらに暖かい相撲部屋弟子達が貴乃花親方の裏の顔を暴露し、面白素顔がさらに好きになりました。

貴乃花元横綱が相撲道と語り、「相撲は“日本古来の格闘技”ではありません。相撲とは『神道』に基づき、男性が神前にその力を捧げる神事がその根源です。横綱に強さだけでなく、品格や厳格さが求められるのは、相撲が神事である証しといえるでしょう。横綱とは力士番付における最高位ではありますが、ただ勝ち星が多ければよい、他の力士に比べて力や技に勝り、誰よりも強ければそれでよいという存在では決してありません。」

「相撲の道を志すものは、「強くなりたい」という思いと同時に、「日本の伝統文化を守る」という強い意志が必要だと私は常々考えて参りました。それと同時に、相撲を通じて古来から脈々と受け継がれてきた日本文化の美学を後世に伝えていくことが、相撲に関わるすべての人間に課せられた義務であると考えております。」

勝てば良いとの時代、相撲道と違う気がします。現役時の貴乃花、勝った相撲が、必ず倒れた相手に手を伸ばし、立ち戻ってから、勝利祝いをいただきました。その動作が、貴乃花の精神を説明したように、感動しました。

来週自伝の本「生きざま 私と相撲、激闘四十年のすべて」が出版されます。早く買って読みたいです。
2012-12-07